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vol.84 「オペラ座の怪人」
オペラ座の怪人 通常版

原題 : THE PHANTOM OF THE OPERA
制作 : 2004年、アメリカ
監督 : ジョエル・シュマッカー
出演 : ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソンほか

ストーリー
1919年のパリ。廃墟となったオペラ座でオークションが行われ、数々の品物が紹介されていた。そして、50年前の惨劇に関わったとされる巨大なシャンデリアが登場すると、時代は1870年代へとさかのぼり---。
当時、オペラ座では連日華やかな舞台が繰り広げられていた一方で、怪人「ファントム」による事件が発生していた。若きダンサーのクリスティーヌは、素性のわからない師「音楽の天使」からレッスンを受け、その才能を開花させていた。ある日、クリスティーヌは代役として舞台に立つことなり、大役を務めた彼女は観客から喝采を浴びる。さらに幼なじみの貴族ラウルと再会したクリスティーヌは幸福な時を迎えていた。だがその直後、ファントムがクリスティーヌの前に現れ、彼女をオペラ座の地下深くへ連れて行くのだった・・・。

感想
世界中を魅了した不朽の名作ミュージカルの映画化。タイトルは有名だし、マンガ「金田一少年の事件簿」では3度もモチーフに使われたが、実際どんなストーリーかはよく知らなかったので、2006年現在で一番新しいこの映画を鑑賞することにした。
戦前から映画化されている「オペラ座の怪人」だが、鑑賞したこの作品はミュージカル版を映画化したらしい。確かに、劇中はほとんど歌っているから、ミュージカルである。大事な場面、深刻な場面でも話すのではなく、歌うのである。これがミュージカルのおもしろいところ。「歌うところか?」というところで歌うから、笑いがこみ上げてくるのだ。ミュージカル映画が好きか嫌いかに分かれるのはこの辺りにもあるのかもしれない。
映像も衣装なども綺麗だし、主役3人が吹き替えなしで歌っているのもよいと思う。けど、この映画はほとんどが歌で占めていて、その美しい歌声のため、途中で睡魔に襲われてしまう(笑)。最近の作品は廉価版を除けば英語・日本語音声の二つともついているが、ミュージカル映画だからか、この映画のDVDには日本語吹き替えは入っていない。字幕を見つつ、歌を聞くから眠たくなってくるわけだ。
1919年はモノクロで表現され、1870年代はカラーとなる構成。オークション会場でシャンデリアが登場した途端、廃墟となっていたオペラ座が瞬く間に美しくなっていく演出は個人的によかった。ミュージカル好きにはたまらない一本だろう。残念ながら、私はいまいち。

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鑑賞記[ア行] | 21:15:15 | Trackback(1) | Comments(0)
vol.83 「アイ・アム・サム」
I am Sam : アイ・アム・サム

原題 : I AM SAM
制作 : 2001年、アメリカ
監督 : ジェシー・ネルソン
出演 : ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー、ダコタ・ファニングほか

ストーリー
知的障害のため、7歳ほどの知能しか持たないサムは、スターバックス・コーヒーで働きながら、一人娘のルーシーを男手一つで育ててきた。ルーシーの母親はホームレスの女性であり、出産後すぐに姿を消したが、サムとルーシーは理解ある人々に支えられ幸せな生活を送っていた。
そんなある日、7歳になったルーシーはすでにサムの知能を越えていたため、家庭訪問したソーシャル・ワーカーはサムに養育能力がないと判断し、ルーシーは施設で保護されてしまう。失意のサムは娘と再び暮らせるように、敏腕弁護士リタと共に裁判を起こすのだが・・・。

感想
ショーン・ペンの演技とダコタ・ファニングのかわいらしさが注目の作品。ルーシーが赤ん坊から7歳になるまで、周りの協力を得ながらも必死で育ててきたサム。しかし、サムには7歳ほどの知能しかないため、ルーシーが7歳になったときにはすでに父親の知能を越えてしまっていた。これ以上自分が父親の知能を越えることを拒むルーシーは、サムには難しいがルーシーには読める字でも読めないと訴える。しかし、サムはルーシーには自分の知能を越えてでも読んでほしいと願うのである。知的障害の父親と娘の親子愛がなんだか心に響き、ちょっと目頭が熱くなる。そんな生活を送っていた二人の前に待ち受けていたのは、離れ離れになるという現実だった。体は大人でも知能は7歳。子供が子供を育てるのと同じようなものであり、サムにとってもルーシーにとっても得策ではないとソーシャル・ワーカー側は判断したのだ。ルーシーを取り上げられたサムのショックは大きい。物語の中盤からはルーシーを取り戻すための裁判に話が移っていく。途中、サムとルーシーの面会のシーンがあるのだが、ルーシーがサムになぜ会いに来てくれなかったのかと涙ながらに訴えてくる場面は、「こんなにお互いに愛しあっている親子をどうして引き裂いてしまうんだよお」なんて思ったりもした。
現実問題これ以上この二人だけで生活していくというのは無理があるというのもよくわかる。でも、だからこそ余計にそういう感情を持って鑑賞してしまうのかもしれない。まあ、物語の中でいくつか疑問点はあることにはあるのだが、まあまあなエンディングになっていてよいと思う。

鑑賞記[ア行] | 21:48:09 | Trackback(0) | Comments(0)
vol.82 「マンホール」
man-hole

制作 : 2001年、日本
監督 : 鈴井貴之
出演 : 安田顕、三輪明日美、大泉洋、金久美子、本多博太郎ほか

ストーリー
北海道札幌市。交番に勤務する勤勉実直な警察官・小林は、ある日、女子高生のカバンをひったくった犯人を追いかけて捕まえる。しかし、女子高生は犯人が落としたカバンを拾うと、小林に感謝もせず立ち去ってしまう。その女子高生は進学校に通う希という名の少女であり、父親と母親とはほとんど会話がない状態であった。希はそんな生活にうんざりしており、気を紛らわすためにデートクラブでアルバイトをしていた。そんな時、希の客の妻がデートクラブに乗り込んで傷害事件を起こしてしまい、クラブは摘発。その結果、希は居場所を失ってしまう。
その頃、女子高生たちの間では、紙の船を流せば願いが叶うという「夢のマンホール」の話が広がっていた。偶然、再会した小林とともに、希はその夢のマンホールを探しに行くのだった。

感想
「水曜どうでしょう」でおなじみのミスターこと鈴井貴之が、レギュラー放送をしていた水曜どうでしょうを半年間休止してまで製作した記念すべき初監督作品。バカ正直の堅物警官と今時の女子高生が、願いが叶うという夢のマンホールを探しに行って、少し成長する物語。
普段、水曜どうでしょうで酔っぱらったり、無知すぎる安田顕しか知らないため、真面目な警察官役は新鮮だった。ミスターと水曜どうでしょうでコンビを組む大泉洋も登場。まあ、大泉は普段どおりの大泉だけど(笑)。
主人公・小林の先輩に中本賢と北村一輝。なかなか濃いキャラのいる交番である。中本賢に好意を寄せるおばちゃん役で高瀬春奈。希のデートの客にきたろう。警察の偉い人役で小野寺昭が特別出演。あとちょい役で田口トモロヲ、小池栄子なんかが出演している。
ストーリーは結構マジメ。夢のマンホールというのは、あったらいいよなという希望だろうなあ。エンディングもなんかさわやかな感じでよいと思う。淡々としているかもしれないが、私は嫌いじゃない。まあ、水曜どうでしょうが好きだから、贔屓目なのかもしれないけど(笑)。
小林が捕まえたひったくり犯が乗っていたバイクが原付縦断の「カブ」。暴走族が暴れていると通報を受けて駆けつけた公園が、前枠・後枠の撮影場所でもある「平岸高台公園」。水曜どうでしょうのファンがにやりとする場面が織り込まれている。

鑑賞記[マ行] | 21:07:03 | Trackback(0) | Comments(0)
「踊る」の世界#17 歳末SPを見直す
「歳末特別警戒スペシャル」(1997年12月30日 午後9時~午後11時18分 放送)
脚本:君塚良一 演出:本広克行 視聴率:25.4%
<ゲスト>
鏡恭一(稲垣吾郎)、銀行強盗(古田新太)、匿名希望の少女(広末涼子)
警察庁警備局長(津嘉山正種)、警視庁刑事部長(西岡徳馬)、SAT隊長(高杉亘)
小学生(森廉)、寿司屋のオヤジ(六平直政)、女性教師(原沙知絵)
藍原(伊藤英明)、孫娘(仲間由紀恵)、篠原(谷啓)
内田晋三(高橋克実)、中野(野仲功)


ストーリーネタバレを含みます)
1997年12月29日。歳末特別警戒で慌しい湾岸警察署。恩田すみれと真下正義はそれぞれ事件に追われている忙しい日々。
オーストリア大統領夫人の警備を行う室井慎次警備課長。一人の少女が夫人に花を渡したいと申し出るが、警官たちに断られる。諦めていたときに一人の警官が「きれいだね。」といって、目配せをし、少女が夫人に花を渡せるように計らう。人ごみから飛び出してきた少女に警備していた警察官たちは慌てるが、事なきを得る。その後、怒られている警官を見て、室井は驚く。それは青島俊作だったからだ。約束では半年後に湾岸署に戻るはずの青島が、未だに警官として杉並北署で働いていたことに不信感を募らせる。室井は警察庁に戻ると早速、青島が湾岸署に戻れるように調整する。
湾岸署では署長たちが忘年会の準備を始めていた。刑事課も以前と少し変化していた。山下は刑事見習いとなり、真下は強行犯の係長、魚住は強行犯係長代理になっていた。
仕事に追われているすみれのもとには、年末に留置所ですごしたい老人たちが、微罪で自首してくる。次々と仕事が舞い込み、すみれは「青島君がいてくれたらな・・・」とつぶやくのだった。
一方、青島はオーストリア大統領夫人警備問題の責任で内勤にまわされ、地下資料室で前歴者リストをデータベースに移す作業をしていた。資料室長の篠原は、何をしているのか疑問に思いながらも青島に協力をしていた。そこへ室井の部下だと名乗る警備局の人間が現れる。
警官になった柏木雪乃は湾岸署で研修中だった。真下が雪乃をデートに誘っている最中に、定年退職した和久平八郎が久しぶりに湾岸署にやってくる。微罪で自首してきた老人たちを、勝鬨署で世話になるように指示する。その手際を見て感心する真下。帰ろうとする和久を引き止める刑事課の面々。そして課長から和久に若手警官の指導を行う「指導員」の話が舞い込む。
そこへ銀行強盗が管内に現れたという知らせが入り、強行犯係は出動する。現場では警備員を人質にとる銀行強盗。本店がすでにやってきていて、相変わらず邪険に扱われる湾岸署。帰ろうとする真下たちの前に、モスグリーンのアーミーコートを着た一人の男がやってくる。青島だった。犯人と交渉中に青島が人質になり、そこへ和久がやってくる。しかし、二人の連係プレイで見事犯人を確保する。事件解決後、和久との久しぶりの再会に喜ぶ青島だった。
湾岸署の刑事課に青島宛の宅配便が届く。訝しがる署長たち。そこへ副署長があわてて署長の下へやってくる。
「あの問題児が帰ってきます!!」
湾岸署に青島が戻ってきたことに喜ぶすみれと真下。和久も指導員の仕事を引き受けることを決める。一方、湾岸署の課長たちは、青島をどこへ配属させるかでもめていた。誰も引き受けたがらない課長たち。結局は、交通課に配属が決定する。
1997年12月30日。青島が出勤すると、刑事見習いだった山下が内勤に戻っていた。「じゃ、やっぱ俺、刑事課だ。」と喜ぶ青島。しかし、袴田刑事課長は、出勤した青島に交通課へ配属となったことを告げる。納得いかない青島。署長たちは、朝から昨日中止になってしまった忘年会の準備に追われていた。
交通課配属となり、駐車違反の取り締まりを雪乃としていた青島は、パトカーに乗って走っていく真下たちを発見して、ミニパトで追いかけてしまう。現場の小学校へやってきて、待ち構える和久に怒られる青島。校庭で生徒たちの卒業作品が男に壊され、それをとめようとした女性教諭がナイフで切られるという事件が発生していた。和久たちが事情聴取をしていると、別の場所で殺人事件が発生したという報告が入る。真下と和久は緒方に後を任せて、殺人事件の捜査に行ってしまう。青島も緒方から交通課の仕事に戻った方がよいといわれる。しかし、子供たちの悲しげな顔を見て、我慢できなくなった青島は、事情聴取を続ける。「犯人は俺が必ず捕まえる」と子供たちに約束する青島。
和久と真下は、現場で殺人事件の被害者の孫娘を湾岸署へ連れて帰るように指示される。湾岸署に特別捜査本部設置が決定。忘年会の準備が昨日に続いて今日も中止となり、怒る寿司屋のオヤジ。被害者の孫娘は事件のショックで言葉を話せなくなっていた。和久は真下に同じ経験をした雪乃を連れてくるように頼む。
一方、青島は女性教師と一緒に犯人を調べていた。手がかりは小学校の卒業生であること。膨大な量に見当がつかない青島は、杉並北署の篠原に引き継いでもらっていたデータベースと照合してもらうように頼む。女性教師は大きい事件があったのに、青島に迷惑をかけていることをわびる。すると青島は、「事件に大きいとか、小さいとか、そういうのありませんから。」と話す。女性教師は笑顔になり、青島に「お寿司好きですか?」と尋ねる。きょとんとする青島だった。湾岸署に戻ってくると、青島はミニパトの件で怒られてしまい、警務課へ回される。
夜。湾岸署に本店の捜査員たちがやってくる。特別捜査本部に島津捜査一課長と、新しい管理官・新城賢太郎がやってくる。警務課で捜査員たちの資料配りの仕事をしていた青島は、室井とは違った冷徹な印象を受ける。
青島は仕事の合間に、今朝の小学校の事件の被疑者を調べていた。そこへ和久がやってきて、青島は和久から無駄だと思われたことが、結果的には無駄ではなかったというエピソードを聞かされる。その話を聞き、何かを感じる青島。その後、さぼっていることがばれた青島は警務課から生活安全課に回されてしまう。
すみれは、被害者の孫娘から犯人の特徴を聞き出し、似顔絵を作成する。雪乃のケアで孫娘は話せるようになったからだ。刑事課に新城がやってくる。青島という優秀な刑事がいるというのを室井から聞いていると話す。。驚くすみれや真下だったが、「田舎のサルがいっているということは使えないということだ。」とはき捨てるように言う。新城は室井が本庁と所轄の垣根を取っ払おうとしていることに迷惑していたのだ。そんなことを言われているのを知らない室井は、警察庁で明治神宮の警備の打ち合わせをしていた。
生活安全課に回された青島は、サングラスをかけた革ジャンの男を取調べする。やる気がでない青島は、男に帰ってもよいと告げる。次に連れてこられたかつあげ少女が男と入れ違いになるときに「鏡くんだ」と声をかけるが、何の反応も示さないまま立ち去っていく。少女を取り調べていた青島は、しばらくしてハッとする。今朝の小学校の事件の容疑者候補として探していた男の名前が「鏡恭一」だったからだ。別室で青島は鏡の取調べを始める。鏡はナイフを所持していた。傷害容疑で緊急逮捕し、袴田に報告しにいくが、勝手なことをするなと逆に怒られてしまう。落ち込む青島にコーヒーを差し入れするすみれ。クリスマスに犯人と格闘して、すみれの腕時計の調子が悪くなったことを知った青島は、趣味で集めている腕時計を貸そうかと言うと、すみれに照れながら「いいよ。」と断られる。次はどの課へ回されるのか、憂鬱な青島。
1997年12月31日。盗犯係がスリの一斉検挙で大量の被疑者を刑事課に連れてきた。青島は小学校へ行き、犯人を捕まえたことを生徒たちに話すと喜び、お礼を述べる。帰る青島に敬礼で見送る生徒たち。青島も敬礼をして立ち去っていくのだった。
生活安全課から地域課へ回された青島は、ピーポ君に扮して歳末特別警戒のキャンペーンの仕事をする。その頃、湾岸署へ室井がやってくる。今回の事件に役立つかもしれないナイフの資料を持ってきたのだ。しかし、新城から青島の様子を見にきたのかと言われ、捜査員に加えていないと話す。室井は新城に「青島はとてつもない信念をもった男だ。俺たちキャリアの傲慢を打ち抜くぞ」と告げるのだった。
帰り際、青島のアーミーコートを持つピーポ君を見つける室井。なぜ、刑事課にいないのかと尋ねられるが、「無駄なことも必要なんです。」と力説する。室井は青島に事件捜査の現場にいてほしいと願っている。また、青島自身も刑事課に戻りたいと思っていた。
ごったがえす刑事課に三度、寿司屋のオヤジがやってきて、忘年会の準備を開始する。真下は昨晩、青島が捕まえた鏡恭一の取調べを行っていた。行き詰る取調べに休憩を取る真下。鏡のサングラス下の目つきが微妙に変化する。
すみれのもとに藍原という男が尋ねてくる。すみれが最近知り合った年下の彼だった。すみれは藍原に刑事とは名乗らず、スチュワーデスとうそをついていた。紹介してくれた知人からすみれの職場を聞き出し、クリスマスプレゼントの時計を渡しに来たのだった。
湾岸所管内で人身事故を起こしたドライバーの車の中から大量のナイフが発見される。新城は室井の持ってきたリストと照合すると、名前が一致する。新城は雪乃にそのドライバーを連れてくるよう命じる。
緒方が銃を暴発した男を連れてくる。魚住に指示を仰ごうとするが、フィンランド人の妻が刑事課にやってきて、浮気の件でもめているために猟銃を刑事課のテーブルにおく緒方。新城は雪乃が連れてきた男を取り調べるが、その男は車上荒らしにあい、盗まれたという。
湾岸署に戻ってきた青島が刑事課に顔を出す。鏡のことが気になっていたからだ。取調室へ向かう青島。しかし、そこに鏡の姿はない。慌てる真下。すると、鏡は刑事課に置いていた猟銃をもち、課長を人質に篭城を開始する。騒然となる刑事課。車とクスリを要求する鏡。刑事課の事態を聞きつけた新城たち本庁の捜査員。新城は外へ漏らすなと命じる。本庁に知られずに、事件を処理したいからだ。刑事課を運よく抜け出した真下は室井に連絡し、特殊急襲部隊SATの出動を要請する。雪乃は皮製の赤いバックを探していた。そのバックは和久が連れてきた車上荒らしの犯人が持っていたという。しかし、その男はある外国人に売ったといい、刑事課に連れてきた外国人は鏡を指差して、売ったという。新城が、似顔絵と鏡の顔を確認。孫娘も「あの人です!」と告げる。鏡は傷害事件だけでなく、クスリ欲しさに殺人まで犯していたのだった。驚愕する青島たち。その頃、本庁はSAT出動を決定する。刑事課に寿司屋のオヤジが乱入し、「俺の娘はな、小学校の先生でな、昨日手を切られたら刑事さんが来てくれたそうだ。ほんとはその時大きな事件があったのに、ちゃんと捜査してくれたそうだ!!」と犯人である鏡に警察に迷惑をかけるなと怒鳴る。青島はオヤジが話していた刑事が自分のことだと気づく。オヤジと女性教師は親子だったのだ。「似てないな・・・。」とつぶやく青島。オヤジは緒方たちに連れ出される。
夜になり、苛立つ鏡。切れた鏡は、すみれから殺すと叫ぶ。そこを藍原がかばうが、刑事であるすみれがさらにかばう。それを見ていた青島が勇気を振り絞って立ち上がる。「撃つなら俺を撃て!」と。すると新城が拳銃をもって、鏡の前に立ちふさがる。新城は鏡の罪は死に値するのでこの場で射殺するという。しかし青島は新城に、刑事は逮捕するのが仕事だと告げる。だが、新城はそんな話を聞き入れず、「お前は刑事課ではないだろう!」とはき捨てる。その時、人質になっていた袴田課長が「青島君は刑事課です。私の部下を馬鹿にしないでいただきたい。」といいながら、気絶する。隙を突いて、青島が鏡に飛び掛る。しかし、形成が不利に。絶体絶命のところでSATが到着する。あっという間に鏡を取り押さえる。
事件解決後、新城が青島のもとへやってくる。青島が微罪で鏡を捕まえていなければ、こんな事態にはならず、早期に解決していたと述べる。室井に「やはり無駄なことに力を注いでいる。」と伝えろと言うと、刑事課を去っていく。
青島は室井に新城の伝言を伝えると、「俺たちだけは無駄だと思っても、信じたことをやりましょうよ。」と話す。室井は「ああ、正しいことをな。」と改めて、二人の信念を確認しあうのだった。
すみれは時計を貰う約束をしていた人がいるとプレゼントの腕時計を藍原に返し、別れを伝える。守るより守られたいと。刑事課に戻ると、すみれは青島に腕時計が欲しいとねだる。「素直にそういえばいいんだよ。」と自分の時計をすみれの腕につけてあげる青島。「いいじゃん!」というと、うれしそうにポーズを決めるすみれ。
青島と和久の歓迎会をやるという刑事課。しかし、窃盗事件が発生し、そうではなくなる。寂しい顔をする青島にも現場へ行くように命じる袴田。室井のおかげで刑事課に戻れることになったのだ。
改めて、歓迎される青島。「おかえり」とすみれ。喜ぶ青島は、和久たちとともに現場へ向かうのだった。

私見
踊る大捜査線のスペシャル第1弾。TVシリーズで20%越えを達成し、映画化の企画が実現。1998年10月に劇場版が公開されるまで、3本のスペシャル(うち1本は番外編)でつないでいく形になります。
TVシリーズの最終回から9ヶ月がたった年末の湾岸署が舞台となります。それぞれのキャラクターに変化が見られます。まず、恩田すみれですが、この歳末スペシャルのみ髪がロングで、後ろで縛っているという髪型です。真下正義は3月に撃たれてから、警視庁には戻らずに湾岸署でしばらく働くことになっていましたが、9ヶ月たっても本庁へ戻る気配がないようです。さらに第一方面本部長のパパの力を借りて、湾岸署の刑事課強行犯係の係長に出世しています。そして、魚住二郎がそのあおりを受けて、係長代理に降格してしまっています。そんな係長代理はフィンランド人の妻の浮気疑惑を調査している最中であります。
定年退職した和久平八郎は、課長や真下たちから指導員になってほしいと頼まれ、最初は断っていましたが、まんざらでもなかった様子。一念発起して警察官になった柏木雪乃は、湾岸署で研修中です。署長はボケにさらに磨きがかかっている感じです。室井慎次は警察庁の警備課長に出世し、明治神宮の警備の仕事をしています。そして、青島俊作は杉並北署の不手際で、本来10月に異動する予定だった湾岸署に、年末の慌しい時期に戻ってくることになります。だが、袴田課長は前回で懲りており、刑事課で引き取りたくはなく、各課の課長たちにより壮絶(?)な会議が繰り広げられます。確かにルールを無視することが多かった青島ですが、ちょっとかわいそうかなと思うけど。
TVシリーズではいろいろな場面で活躍した、吉田のおばあちゃんから貰ったお守りですが、このスペシャル以降は重要ではなくなってしまいます。少し寂しい気もするけどね。
孫娘から犯人の特徴を聞き出し、似顔絵を作成するというすみれの驚異的なモンタージュ能力がこのスペシャルでも登場します。
小学校の女性教師とちょっといい感じになったりもします。その後、その女性教師が寿司屋のオヤジの娘だということを知ることになるのですが。この親子は後のスペシャルにも再登場。
刑事課が占拠されるシーンは本来、緊迫感があるのにも関わらず、署長たちのおかしな行動に笑ってしまいます。
稲垣吾郎扮する凶悪犯が、憎たらしいし、危ない感じが出ていてよい。藍原役の伊藤英明や、被害者の孫娘役の仲間由紀恵など、今では主役をはったり、メジャーになったりしている俳優が、脇役で登場しているのも時代を感じるなあ。広末もこの当時は大人気でしたね。かつあげしたチケットが反町隆史のコンサートであるところがポイントです。この当時は反町主演のドラマ「ビーチボーイズ」で共演しており、反町にほのかに恋心を抱いている高校生を演じていました。ゲストだけでも一本ドラマが作れる感じです。今、このメンバーで歳末スペシャルを作っていたら、結構ギャラが高そうですね(笑)。
湾岸署内をメインにしたスペシャルとしては、これが一番面白いかもしれません。青島がかわいそうではありますが、コメディ部分が多いため、笑えるシーンが満載です。また、いくつかあって、一見ばらばらに思えた事件が最後にひとつにつながっていくシーンもよくできています。劇場版では無理やりだったり、関係なかったりしたので、余計によくできていると感じるのかもしれませんね。
また、スペシャルから登場の新城管理官は、本当に憎たらしい感じが出ていて流石です。この当時はまだ筧俊夫自体、そんなにテレビには進出していなく、こういうクールな感じの俳優かと思っていたのですが、この頃にバラエティに出演していた時のギャップを見て、びっくりしたものです。最新作の室井の映画に登場する新城は、このスペシャルよりも随分変化していて、室井よりの考え方になっているかもしれない。出世して余裕ができたのかな。

踊る大捜査線 | 22:21:49 | Trackback(0) | Comments(0)
「踊る」の世界#16 登場人物を振り返る②
TVシリーズ終了後の最初の特番である「歳末特別警戒スペシャル」の主要登場人物を振り返ります。


<歳末特別警戒スペシャルの主要登場人物>
青島俊作(織田裕二)
階級:巡査部長
1997年3月に発生した拳銃発砲殺人未遂事件を含めた問題で査問委員会にかけられ、湾岸署から杉並北警察署に移動となる。
室井の尽力により年末の慌しい湾岸署へ復帰。しかし、各部署の課長たちは誰も問題児を引き取りたくないため、交通課→警務課→生活安全課→地域課などをたらいまわしにされる。

室井慎次(柳葉敏郎)
階級:警視
警察庁警備局警備課長。青島が湾岸署へ戻れるように手配する。現在、明治神宮の警備の仕事をしている。

恩田すみれ(深津絵里)
階級:巡査部長
警視庁湾岸警察署刑事課盗犯係の刑事。クリスマスも満足に過ごせないほどの多忙。藍原という男性といい仲になるが、刑事であることを隠し、スチュワーデスと嘘をついている。犯人逮捕時に時計が壊れてしまう。

和久平八郎(いかりや長介)
湾岸署指導員。
警察学校の事務をやっていたが、請われて湾岸署の指導員に。与えられた仕事を張り切ってこなす。

柏木雪乃(水野美紀)
階級:巡査
湾岸署で研修中。青島と一緒に仕事ができることを喜んでいる。真下から猛烈にアプローチされている。
今回、事件のショックで話せなくなった娘のケアをすることになる。

真下正義(ユースケ・サンタマリア)
階級:警部
警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係・係長。
雪乃にアプローチしているが、軽くあしらわれている。

魚住二郎(佐戸井けん太)
階級:警部補
警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係・係長代理。妻はフィンランド人で、愛妻家であるが、その妻に浮気疑惑が浮上している。
寸借詐欺に遭う。

中西修(小林すすむ)
階級:警部補
警視庁湾岸警察署刑事課盗犯係・係長。口癖は「恩田くん、恩田くん」。

袴田健吾(小野武彦)
階級:警部
警視庁湾岸警察署刑事課・課長。青島を他の課長に任せるが、後で自分がひどい目にあうことに・・・。

神田署長(北村総一朗)
警視庁湾岸警察署・署長。忘年会を開こうとするが、ことごとく中止になる。

秋山副署長(斉藤暁)
警視庁湾岸警察署・副署長。真っ当な考えはあるようだが、やはり署長の言うことには従ってしまう。

緒方薫(甲本雅裕)
警視庁湾岸警察署の警官。森下とはライバル。森下が刑事見習いをしていることに納得いかない。

森下孝治(遠山俊也)
警視庁湾岸警察署の警官。青島が復帰するまでは刑事見習いをしていた。緒方とはライバル。

山下圭子(星野友香)
警視庁湾岸警察署交通課勤務の婦警。

渡辺葉子(星川なぎね) NEW
警視庁湾岸警察署の婦警。

吉川妙子(児玉多恵子) NEW
警視庁湾岸警察署の婦警。

島津捜査一課長(浜田晃)
警視庁刑事部捜査一課・課長。ノンキャリのたたき上げ。新城管理官に頭を悩ましている。

新城賢太郎(筧利夫) NEW
警視庁刑事部捜査一課管理官。室井の後任。
所轄の刑事は組織のコマと見なしているほどの冷徹な男。
無駄なことをする青島と室井が気に入らない。

踊る大捜査線 | 20:51:58 | Trackback(0) | Comments(0)
vol.81 「ブリジット・ジョーンズの日記」
ブリジット・ジョーンズの日記

原題 : BRIDGET JONES'S DIARY
制作 : 2001年、アメリカ
監督 : シャロン・マグワイア
出演 : レニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント、コリン・ファースほか

ストーリー
ブリジット・ジョーンズはロンドンの出版社に勤める、32歳のちょっと太めな独身女性。ヘビースモーカーで酒の量も多く、ダイエットは失敗続き。実家で開かれたパーティーで最悪の経験をした彼女は、新年にあたってある決意をする。それはタバコと酒の量を減らしてダイエットを成功させ、素敵な恋人を見るけること。ブリジットは目標を達成するために日記をつけ始める・・・。

感想
美人でもなく、スタイル抜群でもない普通の女性の視点から見たラブ・ストーリー。主演のレニー・ゼルウィガーは、この役のために体重を増やし、イギリス英語を身につけたとか。
イギリスが舞台の映画であり、ブリジットの前に現れる男性には女好きそうなヒュー・グラントと堅物そうなコリン・ファースが共演。この二人が直接絡むシーンは確かなかったと思うが、「ラブ・アクチュアリー」にも出演している。
レニー・ゼルウィガーがスバラシイ体型を使った体当たり演技が見所だろうか。女性が楽しめる映画というのが売りだったはずで、ブリジットと同年代ぐらいの女性は共感するところがあるとか、ないとか。残念ながら私は男であるため、共感できるところは見つからなかった。まあ普通かなといった印象の映画である。


(シリーズ関連作品)
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月


鑑賞記[ハ行] | 23:14:12 | Trackback(0) | Comments(0)
むかし見た映画(4) 「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」
映画ドラえもん のび太のパラレル西遊記

制作 : 1988年、日本
監督 : 芝山努
声の出演: 大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也、肝付兼太ほか

ストーリー
歓迎会の劇で「西遊記」をやることになったのび太たち。孫悟空役をやりたかったものの、自分が充てられた役は村人その1。「孫悟空役は本物に似ている人がやるべきだ。」とジャイアンたちに主張したのび太はタイムマシンを使って三蔵法師が実在した7世紀の唐の時代へ向かう。そこでのび太は自分そっくりの孫悟空を目撃。さらに行き倒れていた少年を助けるとその少年がのび太のことを孫悟空だという。孫悟空は自分そっくりだと確信したのび太は現代に戻り、ジャイアンたちに報告。だがジャイアンたちは架空の孫悟空が実在するわけがないと信じる様子は全くない。業を煮やしたのび太は自分そっくりの孫悟空がいなければドラえもんの道具使いたい放題という約束を交わし、みんなをつれて再び唐の時代へ。しかし、タイムマシンが到着したところはさっきとは別の場所。ここでは孫悟空を見つけることが難しい。困り果てたのび太にドラえもんは「ヒーローマシン」という道具を使って、のび太自身を孫悟空にすることに。ジャイアンやしずかちゃんの前に現れたのび太孫悟空だったが、ジャイアンに正体を見破られてしまう。
現代に戻ったドラえもんとのび太たちだったが、なんとなく様子がおかしい。やがて、ドラえもんたちは現実世界が妖怪たちに支配されていることを知る。のび太を孫悟空にしたヒーローマシンを使った際に、フィールドをオープンにしたまま放置したため、ヒーローマシンからゲーム上の妖怪たちが現実世界に飛び出してしまっていたのだ。さらにヒーローマシンの妖怪たちは三蔵法師を殺すようにインプットされていた。ドラえもんたちは妖怪に支配された現実世界を元に戻すため、そして三蔵の命を守るため、ヒーローマシンで西遊記の登場人物に変身し、妖怪たちを回収するため、7世紀の唐の時代に再び向かうのだが・・・。

感想
藤子・F・不二雄原作の劇場版ドラえもんの第9作。西遊記をモチーフにドラえもんやのび太たちが唐の時代で妖怪相手に奮闘する物語。
毎年春に公開される劇場版ドラえもん。藤子・F・不二雄が毎回「大長編ドラえもん」という原作を描き、それを基に映画化される。第1作「のび太の恐竜」から第18作「のび太のねじ巻き都市冒険記」までは原作者の手によって書かれたが、この「パラレル西遊記」だけは作者の体調不良のため、原作が存在しない稀なケースである。
ドラえもん映画の中では私は好きな方に入る作品だ。原作、アニメのドラえもんは日常生活のドタバタ感を描いているのだが、劇場版ドラえもんは友情・勇気・悪者との戦いという決まりきっているといえば決まりきっているのだが、普段のドラえもんとは違っていておもしろいのである。
このパラレル西遊記だが、ドラえもんの使った道具の不注意から妖怪たちが現実世界に飛び出し、現代をも支配してしまうのである。学校の先生やパパ・ママが妖怪と化してしまい、今まで普通の生活を送ってきた現実世界が突如変わってしまうという不気味さがある。映画前半で様子が変わった現実世界の恐怖におろおろするのび太たちを描くのだが、このあたりが他のドラえもん映画にはあまりなかった部分であり、何が待ち受けているのかわからない危機感があって個人的に好きなのである。のび太やジャイアンたちは単なる小学生であり、本来なら現実世界を支配してしまった妖怪たちを倒すことができない。しかし、ドラえもんとその秘密道具があるので、妖怪たちと渡り合えるのである。でも、道具があるだけではダメなのだ。その道具を駆使して戦う勇気も必要で、特にこの劇場版ドラえもんシリーズは普段は弱虫でいじめられるのび太が強くてたくましく、そして普段はのび太をいじめるジャイアンが男気を見せてくれるという点では本当によい映画だと思う。
余談だがドラえもんのセリフでちょっと奇妙な点が。しずかちゃんやジャイアンの身が危ないということをあらわす「危険が危ない」というとんでもないセリフを発している。これは「頭痛が痛い」と同じようなレベルのセリフであり、なんでこれでOKにしてあるのだろうか。疑問である。
あとこの映画、ドラえもんの妹ドラミちゃんがクライマックスでおいしい登場をする。三蔵法師も菩薩さまと間違えるような登場シーンだ。ということで藤子・F・不二雄の原作がない劇場版ではあるが、完成度はなかなか高く、おもしろい一本だと思う。

むかし見た映画 | 13:27:21 | Trackback(1) | Comments(0)

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