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vol.125 「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」
NIN × NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE プレミアム・エディション

制作 : 2004年、日本
監督 : 鈴木雅之
出演 : 香取慎吾、田中麗奈、ゴリ、知念侑季、升毅、伊東四朗ほか

ストーリー
伊賀忍者として厳しい修行を積んでいる「ハットリくん」こと服部カンゾウは、師である父から最後の修行として江戸へ行くことを命じられる。修行の中身は、現代の江戸である東京で初めて会った人を自分の主(あるじ)とし、その主に仕えながら東京で暮らすというもの。ただし、主以外に己の姿を見せてはならず、誰かに見られれば破門という厳しい掟を守りながら、実践しなければならない。こうして真の忍者になるべく、ハットリくんは大都会の東京へ向かい、初めて会った小学三年生のケンイチを主に選び、生活を開始する。一方、世間では奇怪な事件が発生していた・・・。

感想
藤子不二雄Aの漫画「忍者ハットリくん」を実写映画化した作品。漫画やアニメとはちょっと違う、いや全然違う作品に仕上がっている。
原作のハットリくんはケンイチと同じくらいの年齢だったはず(記憶は定かではないが・・・)。この映画のハットリくんは、ケンイチよりも大人である。あと香取慎吾は背丈があるから、とても身軽そうには見えない。でも、SMAPの中でハットリくんを引き受けれるのは彼くらいだろうなあ。稲垣吾郎では絶対ないし、草剛でもないし。木村拓哉が演じたら、血迷ったのかといわれるだろうしなあ(笑)。頑張って中居正広までだろうな。でも年取りすぎだし。子供は喜ぶのかなあ。どうなんだろう。
奇怪な事件が発生し、その背後にはライバルの甲賀忍者が暗躍しているという事実が発覚。ケンイチが誘拐され、ハットリくんは主以外の人間に姿を見せてはならないという掟を破って、救出に向かうわけである。この辺はヒーローっぽくていい。「掟よりも大事なものを見つけたでござるよ」というセリフもかっこいいかも。敵役には升毅が扮している。怖い感じが出ていていいんじゃないかなあ。危なそうだし。敵が怖い、強そうっていうほど、ヒーローがかっこよく見えるわけだし。これはとても大事な要素である。ということはやっぱり、この映画は子供向けなんだろうなあ。まあ、ハットリくんと思わなければいいんじゃないだろうか。

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鑑賞記[ナ行] | 21:59:17 | Trackback(2) | Comments(0)
vol.124 「酔拳」
酔拳

原題 : 酔拳 (英題)DRUNKEN MASTER
制作 : 1978年、香港
監督 : ユエン・ウーピン
出演 : ジャッキー・チェン、 ユエン・シャオティエン、ホァン・チョン・リーほか

ストーリー
不真面目で、悪さばかりしているクンフー道場のドラ息子・黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)。息子の悪行ぶりに手を焼いていた父親は、フェイフォンをクンフーの達人・蘇化子に託し、心身共に鍛えさせようと考えるが、フェイフォンは隙を突いて、蘇化子のもとから逃亡する。だが、ひょんなことから殺し屋・鉄心と出くわし、今までの人生で味わったことがないほどの屈辱を受けてしまう。鉄心への復讐を誓ったフェイフォンは、蘇化子のもとに戻り、徹底的に技術を鍛えなおすのであった。
そんなある日、基礎訓練ばかりで一向に技を教えてくれないことに不満だったフェイフォンは、今までの修行はこれから教える「奥義」を会得するために必要なことであったことを聞かされる。蘇化子は酔えば酔うほど強くなるという「酔拳」の使い手であった。そして、蘇化子はついにフェイフォンに奥義である「酔八仙」の伝授を開始するのであった。

感想
ジャッキー・チェン主演のアクション映画。「ドランクモンキー 酔拳」というタイトルで公開されていたはず。1978年製作ということでジャッキー・チェンがとにかく若い。いたずらばかりして、少しは腕に自信のあるクンフー道場のドラ息子。あまりの悪行の数々にさすがの父親も我慢の限界となり、息子を徹底的に鍛えなおそうと考える。そこで蘇化子という達人に息子を預けようとするが、蘇化子という男はとてもおそろしい人物であり、無事ではすまないと友人から聞かされ、逃亡を企てる。ある飲食店に入った主人公は、そこで無銭飲食をしようとするが、店主たちにみつかり、乱闘騒ぎに。形勢が不利になった主人公を謎の老人が助ける。その老人こそが蘇化子だったのだ。こうして、主人公は蘇化子からみっちり修行をさせられるのだが、隙を突いて逃亡。だが、数々の達人を葬ってきた殺し屋と遭遇し、圧倒的な力量の差を見せ付けられ、屈辱を味わうのである。あの殺し屋を倒すためには、もっと強くならなければならないと悟った主人公は、再び蘇化子のもとで修行を再開する。そして、蘇化子から奥義である酔拳を伝授されることになるのである。この酔拳を会得するまでの修行のシーンが好きだ。水がめの水を移す作業や、胡桃を割る修行は、ただの基礎訓練というわけではなく、酔拳を使った時の動きも身につけているのである。
酔拳をマスターした主人公は、父親を暗殺しようとするあの殺し屋と再会し、酔拳を使って決闘するわけである。パターンとしては決まりきっているが、これはこれでおもしろいのである。ジャッキーのカンフーアクションを楽しむ作品であろう。ただ、残念なのは、このDVDは日本語吹き替え版が入っていないということ。昔、テレビで見た記憶があるのだが、その時は吹き替えだったので、ぜひとも吹き替えでも見たいなあと感じた。


(シリーズ関連作品)
酔拳2

鑑賞記[サ行] | 22:58:55 | Trackback(2) | Comments(0)
vol.123 「みんなのいえ」
みんなのいえ スタンダード・エディション

制作 : 2001年、日本
監督 : 三谷幸喜
出演 : 唐沢寿明、田中邦衛、田中直樹、八木亜希子ほか

ストーリー
脚本家の直介と民子夫婦はマイホームを建てることになった。家の設計は民子の後輩のインテリアデザイナーの柳沢に、建築は民子の父親で大工の棟梁である長一郎に頼むことにした直介と民子だったが、それぞれの考え方の違いで柳沢と長一郎はことあるごとに対立。自分たちの家でもめる柳沢と長一郎を見て、直介と民子はおろおろするばかりで・・・。

感想
頑丈な和風建築にこだわる昔気質の棟梁と、現代風のデザインにこだわるデザイナーが一軒の家を建築するまでに起こる出来事を描いた映画。
意見の相違でことあるごとに対立する棟梁とデザイナーだが、二人ともこだわりを持ってやっているという職人であるということが後半になってわかってくる。
田中邦衛のどこかとぼけたような雰囲気がいい感じだ。田中直樹のおろおろ感というか、適当な感じもあっているような気がする。まあまあ、楽しめる作品である。

鑑賞記[マ行] | 23:27:37 | Trackback(1) | Comments(0)
vol.122 「ゴッドファーザー」
ゴッドファーザー

原題 : THE GODFATHER
制作 : 1972年、アメリカ
監督 : フランシス・フォード・コッポラ
出演 : マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ダイアン・キートンほか

ストーリー
1947年のニューヨーク。マフィアのドンであるヴィト・コルレオーネの屋敷では、娘の結婚式が盛大に行われていた。一方、ヴィトは書斎で友人たちの嘆願に耳を傾けていた。自分に助けを求めてくる者は、可能な限りの力を使って、問題を解決するのが、「ゴッドファーザー」としての役目であり、尊厳であった。
そんなある日、麻薬商売をしているソロッツォがコルレオーネ・ファミリーに仕事を持ちかけてくる。政界などに顔のきくヴィトの権力を必要としたからだ。しかし、ヴィトは麻薬商売はファミリーを崩壊させる可能性が高いことがわかっていたため、その商談を断った。だが、ソロッツオはファミリーのドンであるヴィトさえ消えれば、商談が成立すると考え、暗殺を企てる。銃弾を受けたヴィトは重傷を負うものの、一命は取りとめる。この出来事をきっかけにファミリーの抗争が始まるのだが・・・。

感想
あるマフィア・ファミリーの栄光と悲劇を描いたギャング映画の最高傑作といわれる作品。名前と音楽は聞いた事があるものの、どのような物語かは知らなかったので、この機会に鑑賞することにした。
3時間という長丁場ながら、途中でだれることもなく見ることができた。マフィアの物語だから、銃撃、殺害シーンが多いのかと思ったが、それほど多くはなく、マフィアのファミリーの愛憎と男の生き方を描いている。
ファミリーの関係がなかなか把握できず、名前を言われても誰のことを指しているのかがわからず、いろいろと考えているうちに物語はどんどん進み、まあいいかと思いながら見続けていた(笑)。細かくわからなくても大まかでわかるし、大丈夫だと思う。
この映画では父ヴィトから受け継いだファミリーのドンの道を三男マイケルが歩き始めるところまでを描いている。ヴィト役のマーロン・ブランドがなかなかあなどれない、静かで貫禄十分なボスを演じている。マイケル役のアル・パチーノも結婚式のシーンで登場した時と、エンディングの時とでは別人のように変化している。これもまたすばらしい。70年代前半に作られた映画であるが、今でも十分見ごたえのある作品である。


(ゴッドファーザー シリーズ)
ゴッドファーザー PART2

鑑賞記[カ行] | 20:55:01 | Trackback(1) | Comments(0)
vol.121 「クレイマー、クレイマー」
クレイマー、クレイマー

原題 : KRAMER VS. KRAMER
制作 : 1979年、アメリカ
監督 : ロバート・ベントン
出演 : ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープ、ジャスティン・ヘンリーほか

ストーリー
ジョアンナ・クレイマーは、夫・テッドと結婚して8年。一人息子で7歳になるビリーにも恵まれたが、仕事一筋で家庭を顧みないテッドとの関係に無意味さを感じ、ビリーを気にしながらも自分を取り戻すためとスーツケースを片手に突如、家を出て行ってしまう。冗談かと思っていたテッドだが、ジョアンナの決意が本気であるという事の重大さを知る。その日以来、テッドは仕事と両立しながら、慣れない家事とビリーの世話を行っていくことになるのだが・・・。

感想
よい映画だと思う。仕事一筋の夫は家庭を顧みず、夫と子供のために毎日家事をこなす妻。この妻がある日、家を出て行ってしまう。自分の存在意義とは何か。夫の帰りをひたすら待つ孤独感。自分は夫や子供の家政婦なのかと思ったりもするのだろう。その蓄積が溜まり、自分が壊れる前に夫との結婚生活にピリオドを打とうと思うわけである。妻のこの行動により、今までの生活が一変してしまう夫。今まで妻がいたために仕事に専念してこれたものの、その妻がいないため、料理・洗濯といった家事や育児までこなさなければならなくなる。仕事を家に持ち込まないとやっていけないほど忙しくなるのだが、息子に邪魔されイライラを爆発させてしまう。最初は上手くいかなかった父と息子の関係は、時が経つに連れて、お互いがなくてはならない存在へと変化する。前半はテッドがフレンチトーストを作る手際が悪かったのが、後半では手馴れたものになっていく。一見、順風満帆に見えた2人の生活だったが、妻が戻ってくることにより事態は変化していくことになる。
全体的にゆったりしたテンポで進むこの映画。草剛主演の「僕と彼女と彼女の生きる道」は、この映画のストーリーと似ており、この作品をモチーフに作ったんじゃないかなあと思う。

鑑賞記[カ行] | 22:16:11 | Trackback(2) | Comments(0)
vol.120 「誰がために鐘は鳴る」
誰が為に鐘は鳴る

原題 : FOR WHOM THE BELL DOLLS
制作 : 1943年、アメリカ
監督 : サム・ウッド
出演 : ゲイリー・クーパー、イングリッド・バーグマン、エイキム・タミロフ、アルトゥーロ・デ・コルドヴァほか

ストーリー
1937年、内乱のスペイン。反乱軍の輸送経路となっている峡谷にある鉄橋の爆破を命じられたアメリカ人義勇兵のロベルトは、スペイン人ゲリラに協力を要請する。そこでロベルトは両親を殺されゲリラに加わった美しい娘マリアと出会い、激しく惹かれあうのだが・・・。

感想
名作映画シリーズとして今回紹介するのはヘミングウェイの小説を映画化した「誰がために鐘は鳴る」である。スペイン動乱を舞台に、敵の軍事輸送のゲリラに協力要請をしたアメリカ人青年とスペイン人の娘の数日間ながらも激しい恋を描いた作品だそうだ。
イングリッド・バーグマンはマリア役を原作者のヘミングウェイに会いにいって射止めるほどやりたかったらしい。原作はアメリカ人青年と娘の恋愛らしいが、ちょっとゲイリー・クーパーが青年という感じではない。この頃で40を過ぎているようだから、渋いオッサンという感じか。
鉄橋爆破まではわりと退屈かもしれない。イングリッド・バーグマンの綺麗な顔を見ることで耐えるしかないかも・・・。ラストは悲しいなあ。2時間半ほどある映画だけど、鐘が鳴るラストシーンで終わって、「えっー、ここで終わりなのか・・・。」と思っちゃった。ゲリラたちが個性的でよい。リーダー・パブロの何か企んでいそうな演技もよい。古典映画として見ておくのもいいかもしれない。
ちなみに邦題のタイトルは「たがためにかねはなる」と読む。

鑑賞記[タ行] | 22:50:31 | Trackback(1) | Comments(0)
vol.119 「NANA -ナナ-」
NANA -ナナ- スタンダード・エディション

制作 : 2005年、日本
監督 : 大谷健太郎
出演 : 中島美嘉、宮崎あおい、成宮寛貴、松山ケンイチ、玉山鉄二、松田龍平ほか

ストーリー
ロックバンドで成功を目指す大崎ナナと、遠距離恋愛の恋人のもとへ向かう小松奈々。二人の「ナナ」は東京へ向かう新幹線の中で出会い、意気投合する。東京へ到着すると離れ離れになった二人だが、部屋探しで偶然にも再会。性格も見た目も正反対の二人だが、同じ部屋を気に入ったナナと奈々は、共同生活を開始する。

感想
矢沢あい原作の同名漫画を映画化した作品。原作は大変人気があるそうで、この映画が公開されたときもヒットし、軽いブームが起こったほどだ。だから、どんな映画なんだろうと楽しみにしていたのだが・・・。うーん、おもしろいのかなあ、これ。なんかストーリーに入り込めないんだけど。原作が少女コミックに連載しているものだし、この映画が公開されるまでその存在自体を知らなかったので未読なのだが、原作もこんな感じなんだろうか。
キャストだが、ナナ役の中島美嘉は原作と同じような雰囲気を醸し出しているが、演技に難点が・・・。そして、眉間のしわがすごい。松田龍平がやっていたレンというのはどうも原作ではかっこいいようだが、この映画のレンは魅力的だろうか・・・。奈々役の宮崎あおいがぶりぶりな女の子を演じているのだが、これは悪くなかった。多分、メンバーの中で演技がまだましな方だからかもしれないけど。ただ、原作の奈々と同じなのかは私は知らないが。宮崎あおいはかわいいのだけど、ちょっと体と比べると顔が大きいかな(笑)。
本編の奈々は明るいのに、ナレーションの奈々はトーンが低い。そして、過去形で語られている。この辺がなんか意味深だ。ストーリー展開的には悲劇に向かっていくのだろうか。まあ、映画ではそこまでいかず、「あれ、ここで終わり。」という感じだ。
10代後半から20代前半の女の子には共感する部分もあるのかもしれないなあ。残念ながら私は共感できず。
でもこの作品は好評らしく、続編決定とか。しかし、中島美嘉と玉山鉄二以外はごっそり配役が変わってしまうんだって。もうひとりの主役の宮崎あおいも降板してるし。それじゃあ、ほとんどこの映画の続編じゃないよなあ。

鑑賞記[ナ行] | 22:55:18 | Trackback(3) | Comments(0)
vol.118 「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?」
Shall we Dance ?(初回限定版)

原題 : SHALL WE DANCE?
制作 : 2004年、アメリカ
監督 : ピーター・チェルソム
出演 : リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス、スーザン・サランドン、スタンリー・トゥッチほか

ストーリー
遺言書作成を主に行う弁護士ジョン・クラーク。彼はデパートに勤める妻と二人の子供に恵まれ、何不自由なく幸せな日々を過ごしていた。だが、いつも単調なこの生活にむなしさを感じつつあったジョンは、ある日、帰宅途中の電車の中から窓辺に立つダンス教室の美しい女性を見かける。次の日も窓辺に立っていた女性を見かけたジョンは、電車を降り、その女性のいるダンス教室を見学に訪れる。彼女のいたダンス教室は社交ダンスを教えており、彼はダンス教室の女性ポリーナにいわれるまま社交ダンスのレッスンを受けることに。しかし、ジョンたち初心者クラスを教えるのはポリーナではなく、年配の女性だった。こうしてジョンは社交ダンスを始めるのだが、徐々にその魅力にとりつかれていく・・・。

感想
役所広司・草刈民代出演、周防正行監督作品の「Shall we ダンス?」のハリウッド・リメイク版。役所広司の役をリチャード・ギアが、草刈民代の役をジェニファー・ロペスが演じ、若干の設定は変更されているものの、ほぼ日本オリジナル版をベースに作られている。
日本版「Shall we ダンス?」を見ていればストーリとかもよくわかる。日本版では竹中直人、渡辺えり子と個性的な俳優が脇を固め、面白おかしく演じていたが、ハリウッド版もそれに負けないようにアメリカ版竹中直人、アメリカ版渡辺えり子をきちんと用意している。
日本版は2時間半ほどある作品だが、ハリウッド版は余計な部分をそぎ落とし、1時間ほど短縮させている。日本版、ハリウッド版どちらが好きかは好みの問題だろう。ただ、日本版は役所広司演じる平凡なサラリーマンが社交ダンスにはまっていく感じを描いており、くたびれた雰囲気をかもし出していたのだが、リチャード・ギアが演じる主人公は弁護士であり、ちょっとくたびれた感がない。ちなみにハリウッド版では弁護士になっているが、アメリカでは弁護士などの職種についている人が社交ダンスをやる方が不思議がられるとか。日本だと公開当時では「社交ダンス?」という感じで、サラリーマンだろうが弁護士だろうが不思議がられていたと思う。今でこそバラエティー番組で社交ダンスが注目され、不思議がられることは少なくなったけどね。
オリジナル日本版を見てから、ハリウッド版を見ると、その違いがわかるだろう。これはこれで悪くはないが、やはり日本版の方が若干上のような気がする。


(関連作品)
Shall we ダンス?

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

鑑賞記[サ行] | 23:39:24 | Trackback(0) | Comments(0)
vol.117 「Shall we ダンス?」
Shall We ダンス? (初回限定版)

制作 : 1996年、日本
監督 : 周防正行
出演 : 役所広司、草刈民代、竹中直人、渡辺えり子、柄本明ほか

ストーリー
これといった趣味もない、真面目な中年サラリーマンの杉山は、会社の帰りに電車から見えるダンス教室の窓にたたずむ美しい女性を見かける。彼女に会いたい気持ちを抑えきれなくなった杉山はある日、途中で電車を降りて彼女のいるダンス教室を訪れる。杉山が訪れたダンス教室は彼にとって今まで縁のなかった社交ダンス教室だった。杉山はダンス教室の美しき女性・岸川舞にいわれるまま社交ダンスを習い始めることになったのだが、杉山たち初心者クラスを教えるのは舞ではなく、中年のたま子先生だった。舞目当てだった杉山だったが、次第に真剣にダンスに取り組むようになり、舞もまた、ひたむきな杉山の姿から社交ダンスのプロのダンサーとして自分が見失っていた大切なことを思い出していく・・・。

感想
庭付きマイホームを持ち、妻と娘と暮らしながらこれといった趣味もなく、毎日働いている平凡なサラリーマンが、あることをきっかけに社交ダンスを習い始め、徐々にその魅力に取り付かれ、上達していく姿を描いた作品。日本では当時マイナー的なスポーツである社交ダンスにスポットを当てた映画であり、その後テレビ番組などに取り上げられるようになったきっかけにもなった作品だと記憶している(ちと曖昧だけど・・・)。
役所広司が微妙なさじ加減で杉山を演じているのがよい。演技云々にはあえて触れないけど、草刈民代が少し冷たく、近寄りがたい美しき女性の雰囲気が出ていてこれもよい。バレリーナだから立ったときの姿勢などが綺麗だ。
映画ではこの二人のほかに竹中直人と渡辺えり子といった個性的な役者がしっかりと脇を固めている。竹中直人に関しては劇中でも語られているが、見ているこっちが気持ち悪くなるダンスを見事に(!?)に演じている。こういった脇役陣がププッと噴き出すような笑いを誘う。また、本木雅弘、清水美砂、本田博太郎、大杉漣といった役者がちょこっとずつ出演している。
この作品はアメリカでリメイクされたが、日本版の方がダンスが徐々に上手くなっていく部分はもちろんのこと、そのほかの部分も丁寧に描いていて、私としてはやはりこの日本版を見る方がよいと思う。


(関連作品)
Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?

鑑賞記[サ行] | 22:14:03 | Trackback(0) | Comments(0)
vol.116 「戦場のピアニスト」
戦場のピアニスト

原題 : THE PIANIST
制作 : 2002年、ポーランド・フランス
監督 : ロマン・ポランスキー
出演 : エイドリアン・ブロディ、トーマス・クリッチマンほか

ストーリー
1939年9月。ユダヤ系ポーランド人のウワディスワフ・シュピルマンは、ラジオ局でピアノの演奏を行っていた。その頃、ナチス・ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦に突入した。シュピルマンの住むワルシャワはナチスの占領下におかれ、ユダヤ人に対する迫害も始まる。ユダヤ人は家も財産も没収され、強制的にゲットー(ユダヤ人居住区)へ移住させられる。もちろんシュピルマン一家も例外ではなかった。戦争が激しさを増すにつれ、ユダヤ人迫害も深刻さを増し、遂に強制収容所へ送られることになる。家族と共に列車に乗り込もうとしたシュピルマンだったが、知り合いの警察官によって収容所行きを免れる。だが、シュピルマンに待っていたのは、生き残るための辛く悲しい日々であった。

感想
実在のピアニストであるウワディスワフ・シュピルマンの回想録を基に映画化した作品。
ユダヤ人に対する迫害・差別を淡々と描き、弱く無力な男が何とか生き残ろうとしていくわけである。ナチスによるユダヤ人への迫害の描き方が恐ろしい。「立て!」という命令に従いたくても従えない車椅子の男をベランダから突き落としたり、ただ質問しただけの女を問答無用で射殺したりと、まあよくもこれだけ虐殺できたものだと思えるぐらいの非道ぶりである。実際はもっとひどかったのかもしれない。
この作品は重く、暗い映画である。心の底から笑えるシーンは皆無。エイドリアン・ブロディが演じる主人公の男の辛さ、弱さ、痛さを感じることはできる。こういった作品の主人公なら、何とかユダヤ人を救おうと奮闘しそうだが、この映画はそうではない。戦争が終わるまで逃げ延びようというシーンが続く。実際の戦時下ではこんな感じだろうというリアルな描写である。また、この生き方のほうが当然かもしれない。だって戦争でいつ死ぬのかもわからないし、ユダヤ人であることがばれれば間違いなく連行されるし。常にびくびくした状態で毎日を過ごさなければならない。どれだけ辛いことか。感動したり、泣けるというまではいかないが、戦争っていうのは本当に何のメリットもないというのはわかった気がする。

鑑賞記[サ行] | 22:23:07 | Trackback(1) | Comments(0)

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