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「踊る」の世界#17 歳末SPを見直す
「歳末特別警戒スペシャル」(1997年12月30日 午後9時~午後11時18分 放送)
脚本:君塚良一 演出:本広克行 視聴率:25.4%
<ゲスト>
鏡恭一(稲垣吾郎)、銀行強盗(古田新太)、匿名希望の少女(広末涼子)
警察庁警備局長(津嘉山正種)、警視庁刑事部長(西岡徳馬)、SAT隊長(高杉亘)
小学生(森廉)、寿司屋のオヤジ(六平直政)、女性教師(原沙知絵)
藍原(伊藤英明)、孫娘(仲間由紀恵)、篠原(谷啓)
内田晋三(高橋克実)、中野(野仲功)


ストーリーネタバレを含みます)
1997年12月29日。歳末特別警戒で慌しい湾岸警察署。恩田すみれと真下正義はそれぞれ事件に追われている忙しい日々。
オーストリア大統領夫人の警備を行う室井慎次警備課長。一人の少女が夫人に花を渡したいと申し出るが、警官たちに断られる。諦めていたときに一人の警官が「きれいだね。」といって、目配せをし、少女が夫人に花を渡せるように計らう。人ごみから飛び出してきた少女に警備していた警察官たちは慌てるが、事なきを得る。その後、怒られている警官を見て、室井は驚く。それは青島俊作だったからだ。約束では半年後に湾岸署に戻るはずの青島が、未だに警官として杉並北署で働いていたことに不信感を募らせる。室井は警察庁に戻ると早速、青島が湾岸署に戻れるように調整する。
湾岸署では署長たちが忘年会の準備を始めていた。刑事課も以前と少し変化していた。山下は刑事見習いとなり、真下は強行犯の係長、魚住は強行犯係長代理になっていた。
仕事に追われているすみれのもとには、年末に留置所ですごしたい老人たちが、微罪で自首してくる。次々と仕事が舞い込み、すみれは「青島君がいてくれたらな・・・」とつぶやくのだった。
一方、青島はオーストリア大統領夫人警備問題の責任で内勤にまわされ、地下資料室で前歴者リストをデータベースに移す作業をしていた。資料室長の篠原は、何をしているのか疑問に思いながらも青島に協力をしていた。そこへ室井の部下だと名乗る警備局の人間が現れる。
警官になった柏木雪乃は湾岸署で研修中だった。真下が雪乃をデートに誘っている最中に、定年退職した和久平八郎が久しぶりに湾岸署にやってくる。微罪で自首してきた老人たちを、勝鬨署で世話になるように指示する。その手際を見て感心する真下。帰ろうとする和久を引き止める刑事課の面々。そして課長から和久に若手警官の指導を行う「指導員」の話が舞い込む。
そこへ銀行強盗が管内に現れたという知らせが入り、強行犯係は出動する。現場では警備員を人質にとる銀行強盗。本店がすでにやってきていて、相変わらず邪険に扱われる湾岸署。帰ろうとする真下たちの前に、モスグリーンのアーミーコートを着た一人の男がやってくる。青島だった。犯人と交渉中に青島が人質になり、そこへ和久がやってくる。しかし、二人の連係プレイで見事犯人を確保する。事件解決後、和久との久しぶりの再会に喜ぶ青島だった。
湾岸署の刑事課に青島宛の宅配便が届く。訝しがる署長たち。そこへ副署長があわてて署長の下へやってくる。
「あの問題児が帰ってきます!!」
湾岸署に青島が戻ってきたことに喜ぶすみれと真下。和久も指導員の仕事を引き受けることを決める。一方、湾岸署の課長たちは、青島をどこへ配属させるかでもめていた。誰も引き受けたがらない課長たち。結局は、交通課に配属が決定する。
1997年12月30日。青島が出勤すると、刑事見習いだった山下が内勤に戻っていた。「じゃ、やっぱ俺、刑事課だ。」と喜ぶ青島。しかし、袴田刑事課長は、出勤した青島に交通課へ配属となったことを告げる。納得いかない青島。署長たちは、朝から昨日中止になってしまった忘年会の準備に追われていた。
交通課配属となり、駐車違反の取り締まりを雪乃としていた青島は、パトカーに乗って走っていく真下たちを発見して、ミニパトで追いかけてしまう。現場の小学校へやってきて、待ち構える和久に怒られる青島。校庭で生徒たちの卒業作品が男に壊され、それをとめようとした女性教諭がナイフで切られるという事件が発生していた。和久たちが事情聴取をしていると、別の場所で殺人事件が発生したという報告が入る。真下と和久は緒方に後を任せて、殺人事件の捜査に行ってしまう。青島も緒方から交通課の仕事に戻った方がよいといわれる。しかし、子供たちの悲しげな顔を見て、我慢できなくなった青島は、事情聴取を続ける。「犯人は俺が必ず捕まえる」と子供たちに約束する青島。
和久と真下は、現場で殺人事件の被害者の孫娘を湾岸署へ連れて帰るように指示される。湾岸署に特別捜査本部設置が決定。忘年会の準備が昨日に続いて今日も中止となり、怒る寿司屋のオヤジ。被害者の孫娘は事件のショックで言葉を話せなくなっていた。和久は真下に同じ経験をした雪乃を連れてくるように頼む。
一方、青島は女性教師と一緒に犯人を調べていた。手がかりは小学校の卒業生であること。膨大な量に見当がつかない青島は、杉並北署の篠原に引き継いでもらっていたデータベースと照合してもらうように頼む。女性教師は大きい事件があったのに、青島に迷惑をかけていることをわびる。すると青島は、「事件に大きいとか、小さいとか、そういうのありませんから。」と話す。女性教師は笑顔になり、青島に「お寿司好きですか?」と尋ねる。きょとんとする青島だった。湾岸署に戻ってくると、青島はミニパトの件で怒られてしまい、警務課へ回される。
夜。湾岸署に本店の捜査員たちがやってくる。特別捜査本部に島津捜査一課長と、新しい管理官・新城賢太郎がやってくる。警務課で捜査員たちの資料配りの仕事をしていた青島は、室井とは違った冷徹な印象を受ける。
青島は仕事の合間に、今朝の小学校の事件の被疑者を調べていた。そこへ和久がやってきて、青島は和久から無駄だと思われたことが、結果的には無駄ではなかったというエピソードを聞かされる。その話を聞き、何かを感じる青島。その後、さぼっていることがばれた青島は警務課から生活安全課に回されてしまう。
すみれは、被害者の孫娘から犯人の特徴を聞き出し、似顔絵を作成する。雪乃のケアで孫娘は話せるようになったからだ。刑事課に新城がやってくる。青島という優秀な刑事がいるというのを室井から聞いていると話す。。驚くすみれや真下だったが、「田舎のサルがいっているということは使えないということだ。」とはき捨てるように言う。新城は室井が本庁と所轄の垣根を取っ払おうとしていることに迷惑していたのだ。そんなことを言われているのを知らない室井は、警察庁で明治神宮の警備の打ち合わせをしていた。
生活安全課に回された青島は、サングラスをかけた革ジャンの男を取調べする。やる気がでない青島は、男に帰ってもよいと告げる。次に連れてこられたかつあげ少女が男と入れ違いになるときに「鏡くんだ」と声をかけるが、何の反応も示さないまま立ち去っていく。少女を取り調べていた青島は、しばらくしてハッとする。今朝の小学校の事件の容疑者候補として探していた男の名前が「鏡恭一」だったからだ。別室で青島は鏡の取調べを始める。鏡はナイフを所持していた。傷害容疑で緊急逮捕し、袴田に報告しにいくが、勝手なことをするなと逆に怒られてしまう。落ち込む青島にコーヒーを差し入れするすみれ。クリスマスに犯人と格闘して、すみれの腕時計の調子が悪くなったことを知った青島は、趣味で集めている腕時計を貸そうかと言うと、すみれに照れながら「いいよ。」と断られる。次はどの課へ回されるのか、憂鬱な青島。
1997年12月31日。盗犯係がスリの一斉検挙で大量の被疑者を刑事課に連れてきた。青島は小学校へ行き、犯人を捕まえたことを生徒たちに話すと喜び、お礼を述べる。帰る青島に敬礼で見送る生徒たち。青島も敬礼をして立ち去っていくのだった。
生活安全課から地域課へ回された青島は、ピーポ君に扮して歳末特別警戒のキャンペーンの仕事をする。その頃、湾岸署へ室井がやってくる。今回の事件に役立つかもしれないナイフの資料を持ってきたのだ。しかし、新城から青島の様子を見にきたのかと言われ、捜査員に加えていないと話す。室井は新城に「青島はとてつもない信念をもった男だ。俺たちキャリアの傲慢を打ち抜くぞ」と告げるのだった。
帰り際、青島のアーミーコートを持つピーポ君を見つける室井。なぜ、刑事課にいないのかと尋ねられるが、「無駄なことも必要なんです。」と力説する。室井は青島に事件捜査の現場にいてほしいと願っている。また、青島自身も刑事課に戻りたいと思っていた。
ごったがえす刑事課に三度、寿司屋のオヤジがやってきて、忘年会の準備を開始する。真下は昨晩、青島が捕まえた鏡恭一の取調べを行っていた。行き詰る取調べに休憩を取る真下。鏡のサングラス下の目つきが微妙に変化する。
すみれのもとに藍原という男が尋ねてくる。すみれが最近知り合った年下の彼だった。すみれは藍原に刑事とは名乗らず、スチュワーデスとうそをついていた。紹介してくれた知人からすみれの職場を聞き出し、クリスマスプレゼントの時計を渡しに来たのだった。
湾岸所管内で人身事故を起こしたドライバーの車の中から大量のナイフが発見される。新城は室井の持ってきたリストと照合すると、名前が一致する。新城は雪乃にそのドライバーを連れてくるよう命じる。
緒方が銃を暴発した男を連れてくる。魚住に指示を仰ごうとするが、フィンランド人の妻が刑事課にやってきて、浮気の件でもめているために猟銃を刑事課のテーブルにおく緒方。新城は雪乃が連れてきた男を取り調べるが、その男は車上荒らしにあい、盗まれたという。
湾岸署に戻ってきた青島が刑事課に顔を出す。鏡のことが気になっていたからだ。取調室へ向かう青島。しかし、そこに鏡の姿はない。慌てる真下。すると、鏡は刑事課に置いていた猟銃をもち、課長を人質に篭城を開始する。騒然となる刑事課。車とクスリを要求する鏡。刑事課の事態を聞きつけた新城たち本庁の捜査員。新城は外へ漏らすなと命じる。本庁に知られずに、事件を処理したいからだ。刑事課を運よく抜け出した真下は室井に連絡し、特殊急襲部隊SATの出動を要請する。雪乃は皮製の赤いバックを探していた。そのバックは和久が連れてきた車上荒らしの犯人が持っていたという。しかし、その男はある外国人に売ったといい、刑事課に連れてきた外国人は鏡を指差して、売ったという。新城が、似顔絵と鏡の顔を確認。孫娘も「あの人です!」と告げる。鏡は傷害事件だけでなく、クスリ欲しさに殺人まで犯していたのだった。驚愕する青島たち。その頃、本庁はSAT出動を決定する。刑事課に寿司屋のオヤジが乱入し、「俺の娘はな、小学校の先生でな、昨日手を切られたら刑事さんが来てくれたそうだ。ほんとはその時大きな事件があったのに、ちゃんと捜査してくれたそうだ!!」と犯人である鏡に警察に迷惑をかけるなと怒鳴る。青島はオヤジが話していた刑事が自分のことだと気づく。オヤジと女性教師は親子だったのだ。「似てないな・・・。」とつぶやく青島。オヤジは緒方たちに連れ出される。
夜になり、苛立つ鏡。切れた鏡は、すみれから殺すと叫ぶ。そこを藍原がかばうが、刑事であるすみれがさらにかばう。それを見ていた青島が勇気を振り絞って立ち上がる。「撃つなら俺を撃て!」と。すると新城が拳銃をもって、鏡の前に立ちふさがる。新城は鏡の罪は死に値するのでこの場で射殺するという。しかし青島は新城に、刑事は逮捕するのが仕事だと告げる。だが、新城はそんな話を聞き入れず、「お前は刑事課ではないだろう!」とはき捨てる。その時、人質になっていた袴田課長が「青島君は刑事課です。私の部下を馬鹿にしないでいただきたい。」といいながら、気絶する。隙を突いて、青島が鏡に飛び掛る。しかし、形成が不利に。絶体絶命のところでSATが到着する。あっという間に鏡を取り押さえる。
事件解決後、新城が青島のもとへやってくる。青島が微罪で鏡を捕まえていなければ、こんな事態にはならず、早期に解決していたと述べる。室井に「やはり無駄なことに力を注いでいる。」と伝えろと言うと、刑事課を去っていく。
青島は室井に新城の伝言を伝えると、「俺たちだけは無駄だと思っても、信じたことをやりましょうよ。」と話す。室井は「ああ、正しいことをな。」と改めて、二人の信念を確認しあうのだった。
すみれは時計を貰う約束をしていた人がいるとプレゼントの腕時計を藍原に返し、別れを伝える。守るより守られたいと。刑事課に戻ると、すみれは青島に腕時計が欲しいとねだる。「素直にそういえばいいんだよ。」と自分の時計をすみれの腕につけてあげる青島。「いいじゃん!」というと、うれしそうにポーズを決めるすみれ。
青島と和久の歓迎会をやるという刑事課。しかし、窃盗事件が発生し、そうではなくなる。寂しい顔をする青島にも現場へ行くように命じる袴田。室井のおかげで刑事課に戻れることになったのだ。
改めて、歓迎される青島。「おかえり」とすみれ。喜ぶ青島は、和久たちとともに現場へ向かうのだった。

私見
踊る大捜査線のスペシャル第1弾。TVシリーズで20%越えを達成し、映画化の企画が実現。1998年10月に劇場版が公開されるまで、3本のスペシャル(うち1本は番外編)でつないでいく形になります。
TVシリーズの最終回から9ヶ月がたった年末の湾岸署が舞台となります。それぞれのキャラクターに変化が見られます。まず、恩田すみれですが、この歳末スペシャルのみ髪がロングで、後ろで縛っているという髪型です。真下正義は3月に撃たれてから、警視庁には戻らずに湾岸署でしばらく働くことになっていましたが、9ヶ月たっても本庁へ戻る気配がないようです。さらに第一方面本部長のパパの力を借りて、湾岸署の刑事課強行犯係の係長に出世しています。そして、魚住二郎がそのあおりを受けて、係長代理に降格してしまっています。そんな係長代理はフィンランド人の妻の浮気疑惑を調査している最中であります。
定年退職した和久平八郎は、課長や真下たちから指導員になってほしいと頼まれ、最初は断っていましたが、まんざらでもなかった様子。一念発起して警察官になった柏木雪乃は、湾岸署で研修中です。署長はボケにさらに磨きがかかっている感じです。室井慎次は警察庁の警備課長に出世し、明治神宮の警備の仕事をしています。そして、青島俊作は杉並北署の不手際で、本来10月に異動する予定だった湾岸署に、年末の慌しい時期に戻ってくることになります。だが、袴田課長は前回で懲りており、刑事課で引き取りたくはなく、各課の課長たちにより壮絶(?)な会議が繰り広げられます。確かにルールを無視することが多かった青島ですが、ちょっとかわいそうかなと思うけど。
TVシリーズではいろいろな場面で活躍した、吉田のおばあちゃんから貰ったお守りですが、このスペシャル以降は重要ではなくなってしまいます。少し寂しい気もするけどね。
孫娘から犯人の特徴を聞き出し、似顔絵を作成するというすみれの驚異的なモンタージュ能力がこのスペシャルでも登場します。
小学校の女性教師とちょっといい感じになったりもします。その後、その女性教師が寿司屋のオヤジの娘だということを知ることになるのですが。この親子は後のスペシャルにも再登場。
刑事課が占拠されるシーンは本来、緊迫感があるのにも関わらず、署長たちのおかしな行動に笑ってしまいます。
稲垣吾郎扮する凶悪犯が、憎たらしいし、危ない感じが出ていてよい。藍原役の伊藤英明や、被害者の孫娘役の仲間由紀恵など、今では主役をはったり、メジャーになったりしている俳優が、脇役で登場しているのも時代を感じるなあ。広末もこの当時は大人気でしたね。かつあげしたチケットが反町隆史のコンサートであるところがポイントです。この当時は反町主演のドラマ「ビーチボーイズ」で共演しており、反町にほのかに恋心を抱いている高校生を演じていました。ゲストだけでも一本ドラマが作れる感じです。今、このメンバーで歳末スペシャルを作っていたら、結構ギャラが高そうですね(笑)。
湾岸署内をメインにしたスペシャルとしては、これが一番面白いかもしれません。青島がかわいそうではありますが、コメディ部分が多いため、笑えるシーンが満載です。また、いくつかあって、一見ばらばらに思えた事件が最後にひとつにつながっていくシーンもよくできています。劇場版では無理やりだったり、関係なかったりしたので、余計によくできていると感じるのかもしれませんね。
また、スペシャルから登場の新城管理官は、本当に憎たらしい感じが出ていて流石です。この当時はまだ筧俊夫自体、そんなにテレビには進出していなく、こういうクールな感じの俳優かと思っていたのですが、この頃にバラエティに出演していた時のギャップを見て、びっくりしたものです。最新作の室井の映画に登場する新城は、このスペシャルよりも随分変化していて、室井よりの考え方になっているかもしれない。出世して余裕ができたのかな。
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踊る大捜査線 | 22:21:49 | Trackback(0) | Comments(0)
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