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「踊る」の世界#19 初夏SPを見直す
「番外編 湾岸署婦警物語・初夏の交通安全スペシャル」
(1998年6月19日 午後9時~午後10時52分 放送)
原案:君塚良一 脚本:尾崎将也 演出:本広克行 視聴率:24.9%
<ゲスト>
片岡(本宮泰風)、寿司屋のオヤジ(六平直政)、女性教師・美香(原沙知絵)
吉田のおばあちゃん(原ひさ子)、岸本婦警(畠山明子)、交通課課長(田山涼成)
夏美の父・篠原(谷啓)


ストーリーネタバレを含みます)
警察学校を卒業した篠原夏美は、湾岸警察署の交通課配属となった。署長室で説明を受けていた夏美をはじめとする婦警たちの前に、ベテラン婦警・桑野冴子が現れる。桑野は産休中の岸本婦警の代わりに補充としてやってきた婦警だったが、署長をはじめとした湾岸署員は桑野に逆らえない毎日。
交通課で課長から紹介される夏美。新人指導を雪乃に命じると、後輩ができて喜ぶ雪乃。しかし、若い婦警同士では馴れ合いになってしまうということから夏美の指導員に桑野がなり、厳しい教育を受けることになる。
早速、交通違反の取り締まりに出かけるため、ミニパトのある地下駐車場へ向かう桑野と夏美。駐車場では湾岸署指導員・和久平八郎と中西盗犯係長が、署内の懇親会用のビールを勝手に飲んだ罪でミニパトの掃除を桑野に命じられていた。あの和久でも桑野に逆らえない状況だった。桑野から交通違反の取り締まり方法の指導を受けるが、仕事中にパトカーで車酔いしてしまう。近くの交番で昼食を取っていた夏美と桑野は、管内で殺人事件が発生したことを知る。
湾岸署に特別捜査本部が立つことになり、その準備をする桑野たち交通課の婦警。捜査本部の手伝いができると喜んだ夏美だったが、実際は捜査員たちの食事作りといった雑用だった。
捜査本部では、被害者は拳銃で頭を打ち抜かれており、使われた拳銃から推測して犯行はプロの殺し屋の可能性が高いと断定する。
捜査員の食事支給で福神漬けを渡していた夏美の前に、盗犯係の恩田すみれが現れる。女性刑事を発見した夏美は興味津々。すみれからどうすれば刑事になれるのかを聞く夏美。肌荒れしたり、目つきが悪くなったりするから勧められないが、退屈はしないと答える。夏美は更にすみれに「青島さんっていう人は?」と聞くと、青島は今、ロサンゼルスに研修出張中で、人手が足りないため、すみれまで殺人の捜査に借り出されている状態だと話す。そこへ強行犯係長の真下正義と係長代理の魚住二郎も現れる。魚住はなぜ、夏美が青島のことを知っているのかたずねると、夏美の父親が杉並北署で青島と一緒に仕事をしたことがあり、ちょくちょく青島の話を聞かされていたと語る。そこへ桑野が現れて、青島のような刑事にあこがれてはダメだと注意する。青島はルール無視して勝手ばっかりする男。桑野の見立てでは1年以内に殉職するだろうという。あこがれるなら本庁の室井慎次警視正にしなさいといわれる夏美だった。帰宅した夏美は、少し疲れ気味。あと9時間後にはまた桑野の顔を見ないといけないと思うと憂鬱な気持ちになってしまう夏美。
翌日、車をレッカー移動する桑野と夏美。そこへ緒方薫が必死の形相でやってくる。レッカーした車は本店が使用していた車だったのだ。しかし、桑野は違反は違反だと言って取り合わない。桑野と緒方が言い合っている最中、対向車線で女性が衝突事故を起こす。慌てて駆けつける桑野と夏美。女性は大丈夫だと答える。しかし、夏美はその女性は裸足で車に乗っていたことに何かひっかかった。
湾岸署に戻り、桑野にあの女性のことについて聞く夏美。桑野は犯罪には関係ないと言う。しかし、夏美は犯罪に関係なかったら、ほっといていいのかと問い返す。だが、桑野から民事不介入を出され、渋々引き下がる。そこへ刑事課の袴田課長がレッカーの件をなしにしろと言ってくるが、桑野は取り合わない。本店に請求できないので、袴田は自腹でレッカー代を払っていくのだった。
その夜、署内の近くの寿司屋で夏美の歓迎会が開かれる。酔っぱらった交通課課長と寿司屋のオヤジがもめていると、娘の美香がやってくる。美香は海峰小学校で教師をやっているのだ。雪乃たちに交通安全のことをお願いする美香。
翌日、海峰小学校で交通安全が行われる。新人の夏美はピーポー君役。交通安全終了後、慣れない仕事に少し疲れる夏美のもとに美香がやってくる。今日のお礼を言った後、「青島さんは元気ですか?」と尋ねてくる美香。青島が去年、仕事のルールを破ってまで犯人を捕まえてくれたのがうれしく、その時から好意を持っていたのだ。夏美に警察官はやっぱり職場結婚なのかと聞くと、途中ではずかしくなったのか、照れながら去っていった。すると、腕章が欲しいという小学生の男の子が現れる。彼は将来、おまわりさんになりたいのだという。最初は悩む夏美だったが、独断で腕章を小学生にあげるのだった。
夜、飲酒検問をする夏美。そこでTVレポーターをやっている友達の綾波麗(あやなみうらら)と再会する。その綾波から違反切符をもみ消して欲しいと言われるが、警官として説教する夏美。しかし、逆に嫌味を言われてしまう。その頃、近くで車が猛スピードで走っていくのを見かけた夏美は、ミニパトで追いかけようとするが、桑野に止められてしまう。湾岸署では以前、婦警が追尾してけがをしており、それ以来、男性警察官がいるときは男性が追尾することに決まっていたのだ。なんだか納得がいかない夏美。
仕事を終えた夏美は仕事の愚痴を言いながら、飲み屋で酔っ払う。そこで目つきの鋭い男と目線があった夏美は、その男に絡み始める。嫌がる男に、お互いの仕事を当てっこしようと言い出す夏美。男は夏美を「OL」だと言う。はずれだと夏美に言われた男は、逆に自分はどんな仕事をしているように見えるかを尋ねる。酔っぱらいながら考えた後、「プロの殺し屋?」という夏美に、突然、顔色を変える男。すると男は夏美の勘定も一緒に払い、逃げるように立ち去ろうとする。しかし、夏美はその男に自分は警察官で、おごってもらう道理はないと金を返す。その男は夏美に「似合わないな」と言う。聞き捨てならなかった夏美が問い返すと、「あんまり楽しそうじゃないから。」と言われてしまう。
翌朝。腕章が一つ足りないことに不審がる桑野。やばいなあという顔をする夏美。その時、交通課長のもとに捜査本部から夏美の件で連絡が入る。呼び出された夏美は、本庁の新城管理官から警察官としてあるまじき行為はしていないかと尋ねられる。夏美は謝りながら、腕章を小学生にあげたことを告げる。しかし、署長たちは何のことを言っているのかと訝しがる。夏美は管理官が腕章の管理をする人だと思っていたのだった。新城は、ある写真を夏美に見せる。それは昨日の夜、目つきの鋭い男と自分が写ったツーショット写真だった。この男が管内で起きた殺人事件の重要参考人だったのだ。余計なことを言わなかったかを聞かれる夏美は、「逮捕しちゃうぞ!」といってしまったことを告げる。
交通課に戻ると、腕章のことが桑野にばれてしまう。怒られる夏美。しかし、夏美はあの小学生に腕章をあげたことがそんなに悪いことなのかと逆に反論する。将来、警察官になりたいという男の子に腕章をあげることにより、困っている人たちを助けてくれるかもしれないのではと言い返す。が桑野はそれならばなくなった時点で何故そう言わなかったのかと切り返され、後から言ってはただの言い訳だと言い返される。
駐車違反の罰金で違反者ともめていた夏美は、あることを思い出す。夏美は緒方と森下に、あの目つきの悪い男が財布を開けたときにプリンスホテルのカードキーを所持していたことを伝える。
その情報を聞いた二人は、犯人を捕まえれば刑事になれるかもと俄然、やる気を出し始める。駐車違反取り締まりから帰ってきた夏美は相変わらず、桑野に怒られっぱなし。そこへ緒方と森下が手錠を持ったまま帰ったことを知る夏美。
夜。緒方と森下はプリンスホテルで逮捕の機会をうかがっていると、真下と魚住に取り押さえられ、事なきを得る。
翌日。緒方と森下は上司からこっぴどく怒られた模様。桑野は組織の中でルールを無視していいことは何もないと言う。夏美はルールが間違っていることもあるのではと聞き返すと、あるかもねと答える桑野。しかし、ルールはルールだという。
夏美と桑野は、あるマンションから大音量の音楽が流れっぱなしだという通報を受ける。夏美はそこで以前、女性が衝突事故を起こした車を見つける。夏美は桑野にそのことを伝えるが、住民間の問題にこれ以上口出しもできないし、不動産屋が合鍵を持ってやって来るというので帰ると言う。しかし、何かを感じた夏美はベランダから室内に侵入。すると浴室で手首を切って倒れているあの女性を発見する。救急車などがマンションに集まり、野次馬と車の整理を命じられる夏美だが、あのまま放ったらかしにしていたら、あの女性は死んでいたかもしれないと怒りを露にするが、桑野はそれはあくまで結果論だと言い返す。夏美は桑野に「自分が間違っていることは認めないんですか?」と尋ねると「ルールを無視して結果がよくても、無意味なのよ。」と言い張る。「あなたが正しい警察官なら、私、警察官を辞めます。」と夏美は桑野に言い放つ。二人の間に確執がうまれてしまった瞬間だった。その夜、桑野との衝突でストレスがたまっていた夏美は、自分が正しいかは仕事で答えを見つけるしかないと父親に言われる。
翌朝。殺人事件の被疑者の張り込みを続けている真下とすみれ。交通課には桑野は体調が悪いから遅れるという連絡が入る。喜ぶ交通課の面々。夏美は雪乃とパトロールに向かうことになった。雪乃に桑野のと昨日の出来事を相談する。「どこまでが警察の職務か?」という難しい問題。雪乃は夏美が青島に少し似ているかもと話す。青島は組織の壁にぶつかり、苦しんでいる。いつも自分のポリシーを信じて、行動している。だから失敗しても、後悔はしていない。雪乃も青島のような信念で行動できたらと思うのだが、なかなか実行できないと語る。
その頃、桑野は手首を切った女性が入院している病院を訪れていた。夫婦仲が悪くなったと聞いていたが、妻の手をとる夫の様子をみて安心し、花束を置いて去っていった。
パトロール途中で、雪乃はおばあさんから道を聞かれるが、どうも把握できていないようで、職務を逸脱しておばあちゃんを案内する。それを見て少し笑顔を見せる夏美。
捜査本部に被疑者が発砲したという連絡が入る。銃撃を受けたのは真下たちの車だった。ミニパトで雪乃の帰りを待っていた夏美の前を、スピード違反したスポーツカーが通り過ぎる。夏美は単独でそのスポーツカーを追いかける。無線でそのことを連絡すると、受けたのは桑野だった。一瞬、ためらう夏美だが、車種とナンバーを伝えると捜査本部はその車こそ殺人犯が乗っている車だと断定する。交通課課長は夏美に止まるように指示。しかし、夏美はすでにそのスポーツカーを見失ってしまっていた。桑野は夏美に追尾を続けるように課長に頼む。署長たちが夏美に何かあってもと躊躇するが「婦警はお飾りじゃない!!」と一喝する。
桑野は夏美に追尾を命じ、指示通りにミニパトを走らせる夏美。新城が無線室にやってくる。被疑者と同じ道を追うべきだと主張し、指揮権を渡せという。しかし、桑野は新城に「警視庁で交通課勤務20年と7ヶ月。都内の道路は大動脈から毛細血管まで全部この頭に入っている!」と言い放つ。「責任は取ってもらうぞ。」という新城に、桑野は「室井さんより器が小さいねえ。」と呟くと、顔色を変える新城だった。
桑野の指示通りに走っていた夏美は、犯人の車を発見する。夏美にその車は凶悪犯であり、銃を所持しているため、追いかけるだけでよいと伝える。無線室にいる面々は一安心。かと思いきや交通課課長が突然、慌てだす。犯人が走っている湾岸8号線は今日、工事のため、全面車両通行止めだった。そのため、夏美のミニパトと犯人の車はお互いに鉢合わせの形となってしまう。他の捜査員のパトカーは別のところにあり、夏美しか犯人を食い止められなかった。猛スピードで突進してくる犯人を迎え撃つ夏美。その結果、犯人はフェンスに激突。夏美が車に近寄ると、運転席にいたのはバーにいた目つきの悪い男だった。
無事、犯人を逮捕し、署長室で表彰を受ける夏美。女青島の誕生かと不安がる副署長たち。交通課に戻ると産休から復帰した岸本婦警がいた。桑野はもといた勝鬨署に戻ることになったのだ。何の挨拶もない桑野を追いかける夏美。桑野は警察は昔も今も男社会。自分自身を見失わないためにルールを第一に考えてきた。それが正しいと思って。やり方は人それぞれでいいのかもしれない。あなたと私は違うんだからと話す。すると夏美は「いえ、違いません。同じ警察官です。」と告げる。桑野は夏美に敬礼をすると、夏美も同じく敬礼を返す。笑顔で去っていく桑野を見続ける夏美。厳しかった桑野との別れだった。
湾岸署へ戻った夏美の前に、モスグリーンのコートを羽織った男が現れる。夏美が誰なのかを問いただすと、その男は「きみ、新人?」と聞いてくる。すると、雪乃が「青島さん。」と声をかける。交通課の婦警たちも出迎える。夏美が青島と初めてあった瞬間だった。署長たちが現れると、青島は駆け寄り、「青島巡査部長、只今ロサンゼルス研修出張より戻ってまいりました。」と伝える。署長たちとのトンチンカンな問答の後、袴田課長から会社内婦女暴行事件の内偵を命じられる。なんだか軽そうな青島を見て、どこが自分と似ているのかを雪乃に尋ねると、「そのうち、わかるわよ。」と笑いながら答える。先輩たちと共にパトロールに出かける夏美だった。

私見
踊る大捜査線のスペシャル第2弾は、湾岸署に配属された新人婦警の視点から見た番外編。内田有紀と渡辺えり子をゲスト主役に迎えた作品。このスペシャルは金曜エンタテイメント枠で放送されました。女版青島ともいうべき巡査・篠原夏美が厳しいベテラン婦警・桑野から指導を受けたり、対立したりするストーリー。
オープニングの拳銃発砲訓練に登場する教官は、シリーズ第1話で青島に模擬取り調べを受けた人です。また、本編に入るまでの演出も第1話と同じような演出が施されています。顔出しオープニングも番外編バージョンであり、シリーズ通してすべての顔出しオープニングに登場するのは柏木雪乃だけとなります。
この番外編では歳末特別警戒スペシャルで登場した小学校の教師、寿司屋のオヤジ、綾波麗(あやなみうらら)などが再登場します。さらに青島が杉並北署にいた時代に捜査資料室長として登場した谷啓演じる篠原も登場。この篠原の娘こそが番外編の主役、夏美です。また、道に迷ったおばあさんとして、吉田のおばあちゃんもちゃっかり登場しています。雪乃が道案内することになるが、このおばあさんがあのお守りをくれた人物であるということはおそらく知らないと思われます。
織田裕二をはじめとしたレギュラー陣が脇役扱いとなっています。まず、和久は中西とミニパト掃除をしているシーンで登場。その後、居酒屋付近で和久は再登場しますが、声はいかりや長介本人のようだが、後ろ姿しか写っておらず、明らかに別人かと思われます。他に桑野から憧れられた室井は、くしゃみをするシーンという数十秒の登場のみだけです。すみれ、真下、魚住などはちょっとずつの出演です。そして、シリーズの主人公青島は、ロサンゼルスに研修出張中という設定で、エンディング付近でやっと登場します。「俺のいない間、この街の平和は保たれていたかい~。」という青島っぽくないセリフは、このスペシャル前にやっていたドラマ「恋はあせらず」の主人公のキャラが少し混じっているとか。ただ、夏美には「は?」と言われているため、肩透かしを食らっています。青島が帰ってきてからの署長たちのボケあいは相変わらずです。そして、袴田課長から内偵捜査を命じられることになるが、この内偵が次のスペシャルにつながることになります。
夏美や桑野にそれぞれ信じる信念みたいなものがあり、番外編ではあるが、踊る大捜査線の世界をきちんと受け継いでいるかと感じました。


【登場人物たちの名台詞】
警視庁で交通課勤務20年と7ヶ月。都内の道路は大動脈から毛細血管まで全部この頭に入っている!」(桑野)
指揮権を渡せという新城に対し、桑野が発したセリフ。このセリフで新城はだまってしまう。また、他の婦警から「かっこいい」という賞賛も受ける。
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踊る大捜査線 | 23:06:45 | Trackback(0) | Comments(0)
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