■最近の記事
■カテゴリー
■月別アーカイブ

■プロフィール

橋 光夫

■最近のコメント
■最近のトラックバック
■よく読まれる記事

ブログパーツ

■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
「踊る」の世界#04 第1話を見直す
第1話 「サラリーマン刑事と最初の難事件」(1997年1月7日 放送)
脚本:君塚良一 演出:本広克行 視聴率:18.7%
<ゲスト>
田中文夫(近藤芳正)、岸本婦警(畠山明子)、小学生(森廉)


ストーリーネタバレを含みます)
コンピュータメーカーで2年間、営業成績トップだったサラリーマンを辞めて、警察官になった青島俊作。刑事ドラマに憧れていた青島は、3年間の交番勤務を経て、念願の刑事となった。
配属先は警視庁湾岸警察署。初出勤早々、殺人事件が発生。現場へパトカーで向かおうとするが、書類が必要で簡単には出せないことを知る。仕方なく走って現場へ向かう青島。刑事として初めての仕事にやる気を出す青島だったが、捜査一課の刑事達からつま弾きにされる。怒りを覚える青島に現場で会った湾岸署の和久刑事から「何もできないんだよ、所轄署は。」という厳しい現実を突きつけられる。管轄内(支店)で殺人事件が起きても捜査を仕切るのは、本店(警視庁)の捜査員という仕組みを知ることになる。
湾岸署に捜査本部が立ち上がった。指揮を執るのは捜査一課管理官・室井慎次だった。湾岸署の刑事たちも道案内などの仕事が割り当てられ、青島は室井の運転手を命じられる。不満を隠せない青島だったが、翌日、室井を病院まで送ることになる。車内で自己紹介する青島だが、室井は素っ気ない。捜査の話を切り出しても、「君は運転をしてくれればよい」と言われてしまう。
病院には殺された会社役員の娘・柏木雪乃が入院していた。彼女は事件の第一発見者で、ショックで話すことができない状態になっていた。それでも捜査が優先だと言い張る室井は、強引に事情聴取を行う。そんな行為を見た青島は戸惑いを感じる。
病院から戻った青島は、ストレスが溜まっていた。そんな中、大量の鍵の束を持っている不審人物を取り調べることになる。名前は田中文夫、33歳。彼も営業マンであり、青島は昔の自分のことを田中に話し始める。マンネリな生活に嫌気が差し、刺激を求めて刑事になったが、この職場はサラリーマン時代と大差がなかったことなどを。青島は交番勤務時代に泥棒に入られて眠れなくなった一人暮らしのおばあちゃんのために、毎日巡回してあげ、そのお礼に貰ったお守りを嬉しそうに田中に見せる。そんな青島に何かを伝えたい素振りを見せる田中だったが、青島は再び室井の運転手をしなければならず、後を研修中のキャリア・真下正義に任せる。
湾岸署の休憩室で和久は昔の資料を見返していた。コーヒーの差し入れを持っていった盗犯係の恩田すみれは、和久に青島は捜査ができなくて今にも爆発しそうだと語る。和久は「あいつにはまだ、たんこぶがない」と述べる。刑事はいくつもの事件を手がけていくうちに自分自身も傷ついてしまう。それが「たんこぶ」だと。すみれも何らかしらのたんこぶを抱えている。和久自身も未解決事件というたんこぶを今も持っていたのだ。
再び、病院に向かった青島と室井。室井は病室にわざと写真を置いてきたので、青島に取りに行くように命じる。病室に入った青島は、雪乃が写真を見て涙を流していた事に気づく。 それは父の殺された写真だった。慌てて取り返す青島は、室井のやり方に強い憤りを感じる。
帰宅経路が途中まで同じである青島とすみれは、刑事の現実について話す。サラリーマン時代と変わらない職場にストレスが更に溜まる青島が、すみれの後を歩いていると、「私の後ろ、歩かないで」とすみれが不可解な言動を発する。 謎の言動に戸惑う青島だった。
翌日、殺人事件の犯人が自首したという報告を受ける。別件で現場へ向かおうとする青島は、連行された犯人を見て驚愕する。それは前日、取り調べた田中文夫だった。青島と同じく刺激のない毎日を送っていた田中は、忍び込んでいた現場を見られて雪乃の父を殺害したのだった。田中が連行された後、青島は「俺はアイツになっていたかも知れない。」とすみれに語る。刑事の仕事に嫌気が差していた青島だったが、少しやる気が出るのであった。
捜査本部が解散になり、室井に雪乃はまだ、立ち直っていないことを話す青島。しかし、室井からは「事件は解決したんだ」と冷たく告げられる。その後、見舞いに行った青島は雪乃に「犯人がいくら捕まったからといって、被害にあった人をすぐに忘れる、そういう刑事にはなりたくないんです。」と自分の思いを伝えて、病院を後にした。

私見
初回は90分スペシャル。大人気シリーズはこうして始まりました。私は初回の本放送を見て、従来の刑事ドラマとの違いに面食らいました。この1話では、はっきりいって見るのを断念してしまうかもしれません。捜査一課の刑事たちに邪険に扱われる青島を見ていると、なんだか辛いです。しかし、この後からどんどん面白くなっていくので、ここは一つ我慢です。犯人と接触していながら、逮捕できないという今までの刑事ドラマの主人公にはない展開であり、このときに流れる音楽も緊迫感を出していて良いです。
青島が自己紹介するときに使う「青島俊作、都知事と同じ名前の青島です。」というセリフからも時代を感じます。当時の東京都知事は青島幸男。もし、現在作られていたら「石原」という名の主人公になっていたのでしょうかねえ。「刑事はヒーローじゃない。公務員。」、「疲れるほど働くな」とか今までにない現実味を帯びたドラマです。
青島と室井の最初の出会いは、冷たいものです。しかし、室井はこの後、青島の影響をどんどん受けていきます。青島と室井の関係がどうなっていくのかというのが、今後の重要な部分です。
交番勤務時代におばあちゃんから貰ったお守りは、この後も絡んできます。このおばあちゃんもポイントですが、ここでは語りません。また、別の機会で書きたいと思います。
まあ、第1話は所轄の仕事、登場人物の紹介という内容です。魚住係長の健康診断へのこだわりも見逃せません(笑)。そして、エンドロールには出ていませんが、タレントの山崎邦生もチラッとだけ登場しています。そういう本編に関わりのないところもおもしろいと思います。


【登場人物たちの名台詞】
犯人がいくら捕まったからといって、被害にあった人をすぐに忘れる、そういう刑事にはなりたくないんです。」(青島)
青島の被害者救済という信念を表しているセリフだと思う。

事件に小さいも大きいもない」(すみれ)
殺人でも、窃盗でも事件に優劣はない。シリーズの肝となっているセリフの一つだろう。

あいつにはまだ、たんこぶがない」(和久)
刑事はいくつもの事件を手がけていくうちに、自分自身も傷ついてしまう。青島にはまだその「たんこぶ」がないのだとすみれに語るときに使われたセリフ。

青島君、事件は解決したんだ!」(室井)
被害者がまだ立ち直ってなかろうが、犯人は捕まり事件としては解決したのだと青島に言い放つときに使われたセリフ。このセリフからも室井の冷徹さが垣間見れる。しかし、これから徐々に青島の影響を受けていくことになるのである。
スポンサーサイト


踊る大捜査線 | 20:27:16 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。