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「踊る」の世界#06 第3話を見直す
第3話 「消された調書と彼女の事件」(1997年1月21日 放送)
脚本:君塚良一 演出:澤田鎌作 視聴率:16.5%
<ゲスト>
深見哲也(橋龍吾)、深見一郎(清水章吾)、勝鬨署の刑事(桜金造)
女子中学生(水川あさみ)、湾岸署にいた警官(正名僕蔵)


ストーリーネタバレを含みます)
湾岸署管内で事件発生し、パトカーで向かう青島たち強行犯係。しかし、現場に駆けつけると、犯人は勝鬨署(かちどきしょ)の刑事が捕まえていた。湾岸署と勝鬨署は署長同士が同期でライバルであり、支店同士で縄張り争いが激しかったのだ。何もできず、撤収する青島たちだった。
湾岸署に戻ると、青島に病院から電話がかかる。雪乃が病院からいなくなったのだ。心当たりの場所を考えた青島は、雪乃を探しに出かける。交通課の山下圭子婦警は、ひったくり事件に遭い、足に怪我をした女子中学生を連れてくる。圭子はひったくり犯の顔を見ており、応対したすみれは、似顔絵作りを開始する。
その頃、警視庁の室井は刑事部長に呼び出されていた。室井が対面した人物は建設省の官房次官・深見とその息子・哲也だった。哲也が女子中学生からかばんをひったくっており、その事件をなかったことにしてほしいと刑事部長に頼んできたのだ。刑事部長から警察官僚なら「政治」を勉強しろと言われる室井。
青島は、墓の前にたたずむ雪乃を発見する。「あなたが苦しんでいるなら、僕があなたを守ります。」と話す青島は、 雪乃を病院に連れて帰る。
湾岸署の署長室に室井から電話がかかる。副署長から呼ばれた袴田課長は、ひったくり事件の捜査を中止しろという命令を言い渡される。しかし、事件を正当に処理したいすみれは、圭子と共にマスコミに発表しようと湾岸署内を逃げ回る。署内が完全封鎖され、外へ出られなくなったのだ。青島たち署員はすみれたちを捜索する。留置場で圭子の姿を見かけた青島は、声をかけた瞬間、すみれに手錠をかけられてしまい動けなくなる。
青島はすみれになぜ、そこまでして事件を明るみにしたいのかを尋ねる。すみれは、力を使って女に暴力を振るう男を許せないと興奮して語ると、右腕の古傷を青島と圭子に見せる。すみれは3年前、背後からひったくり犯に襲われ、右腕を負傷していた。すみれは必死で捜査して逮捕し、犯人を送検。しかし、反省しているからということで2年で出所。それ以来、毎週火曜日にすみれの前に現れるようになる。火曜日はその犯人を逮捕した曜日だったのだ。現れてもただ見ているだけでなにもしない犯人に、恐怖を感じ、苦しんでいたすみれ。しばらくすると、署長たちがすみれを見つけ出す。すみれを説得する署長は、圭子に神奈川県警の江ノ島署の署長とのお見合いを持ちかける。心が揺らぐ圭子。そこへ室井が警視庁からやって来る。室井の言うことも聞かないすみれだったが、和久の説得に応じ、室井と話し合うことになった。
応接室で対峙する室井とすみれ。湾岸署に「政治をしに」来た室井に怒るすみれ。その場に居合わせた青島は室井に、警察もサラリーマン時代に勤めていた会社と同じだと訴える。すみれの強い要求により、室井は被疑者の深見哲也を湾岸署に呼び出す。
父親と弁護士を連れた哲也が湾岸署に来ると、すみれ・室井・青島で取調を開始する。弁護士からの入れ知恵により、同じことしか言わず、反省の素振りを見せない哲也に、強い憤りと自分が今日一日やってきたことのバカらしさを感じるすみれ。青島も険しい顔つきになっていくが、哲也の「パパにお礼を言わなきゃ」という一言で、怒りが爆発。青島を止める室井の前で、「今でも事件で苦しんでいる女性がいる」と訴える。取調室を出ると、暴力行為を受けたと怒る哲也側。問題にするという弁護士に室井は「聴取は正当に行われた」と言い放つ。
湾岸署を去る室井を見送る青島。「今度やったら処分する」と青島に忠告する。「絶対、上に行ってやる」と呟く室井。
青島は帰宅途中に病院へ立ち寄り、眠っている雪乃に今日一日起こったことを話す。話し終えて帰ろうとする青島に「あおしまさん」という雪乃の声が聞こえてきた。喜ぶ青島は医師を呼びに病室を飛び出した。

私見
この第3話は澤田鎌作の初演出。コミカルな笑いの多い本広とシリアスで胸が熱くなる演出の澤田という二人により、踊る大捜査線はいろいろなおもしろさを見せます。
この回ではすみれが火曜日を嫌がる事件の全貌が判明します。気丈な女刑事が、常に恐怖を抱いているという苦しい立場を知る青島。それがあって、取調室で犯人に爆発してしまうのです。この時にかかる「Moon Light」という曲が場面をより盛り上げます。
手錠をかけられている青島たちをみつける湾岸署の警官は、今後の重要な人物。秋の犯罪撲滅スペシャルや、「THE MOVIE」にも登場してきます。すでにこの頃が出現していたという違う楽しみ方もできます。
すみれのモンタージュの絵を描く能力が、ハンパじゃないこともこの回から登場します。言われた特徴からほぼそっくりに書き上げるのですから、すごいです(笑)。
室井が少しずつ、青島たちの影響を受けて変化しだしています。


【登場人物たちの名台詞】
パパが官僚だろうが、女を力づくで傷つけるような奴は、俺たちがとことん追いつめる」(青島)
反省の色が見えない犯人の態度に、怒りを爆発させた青島が発したセリフ。事前に青島はすみれが抱えている苦悩を知ったため、女性を傷つけたばかりか、父親の力を使って事件を揉み消そうとした犯人を、自分を含めた現場の刑事は絶対に許さないという強い怒りが込められている。

絶対に上に行ってやる!」(室井)
官僚同士が馴れ合いになり、事件を揉み消そうとする「政治」を排除し、警察組織を改革してやるという強い想いと、こんな犯人のために尽力を尽くさなければならないなんて、ばかばかしいという官僚世界に怒りが沸いてくるという意味合いも込められていると思われる。
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踊る大捜査線 | 17:45:52 | Trackback(0) | Comments(0)
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