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「踊る」の世界#07 第4話を見直す
第4話 「少女の涙と刑事(デカ)のプライド」(1997年1月28日 放送)
脚本:君塚良一 演出:澤田鎌作 視聴率:15.7%
<ゲスト>
大木茂(井上慎一郎)、DJ(DORAGON)


ストーリーネタバレを含みます)
雪乃が退院する朝。青島は出勤前に病院へ立ち寄る。しゃべれるようになった雪乃を暖かく見守る青島と医師たち。担当医師から「雪乃さんの心の支えになってあげてください」と言われ、うなずく青島だった。
湾岸署の署長室で、袴田課長は警視庁の捜査一課長・島津から刑事を貸してほしいと頼まれる。湾岸署管内で連続強盗傷害事件の被疑者・大木茂が目撃されたためである。暇で退屈な刑事課の面々に本店行きを命じる袴田。しかし、魚住係長も真下も和久も捜査一課へ行くことを拒否する。そこで島津の口から「青島刑事を貸してほしい」と言われる。驚く袴田たちだが、島津は室井管理官たっての希望だからだと語る。青島は本店への協力捜査を命じられ、警視庁へ向かう。
捜査一課に到着すると、室井が待ち構えていた。張り切る青島だったが、捜査一課の刑事たちからは邪険に扱われ、単独捜査をする羽目になる。バーを張り込む青島の前に、すみれと真下が現れる。今日は火曜日であり、真下がすみれと朝まで一緒に付き合うためにバーへやってきたのだ。青島にじゃれつくすみれだが、実は隣の席で窃盗を行おうとする人物に注意を払っていた。青島の協力でスリを捕まえたが、その時警察手帳を出したために、バーにやって来た大木に現場を見られてしまい、逃げられる。
知らせを受けて湾岸署へ駆けつける室井と島津。単独捜査をしたことを責められる青島。スリを逮捕するためだと説明する青島に、一課の刑事たちはスリのようなクズ事件より、強盗傷害の方が大事だと言い放つ。その言動を聞いて顔を曇らせる湾岸署の刑事たち。すみれは自分のミスで犯人を取り逃がしたため青島に謝罪するが、青島は「すみれさんは自分の仕事をしたんだ」と逆になぐさめる。
翌日、足取りの重い青島は道草をくっていると、雪乃と再会する。アメリカ留学中に好きな人ができ、結婚の約束までしていたが、大好きな父にそのことを打ち明けられずにいた。父さえいなくなればとか思っていた矢先に永遠の別れが訪れ、一生言えなくなったと思ったことから失声症になったのだ。恋人との間に何らかのトラブルがあった雪乃。「青島さん、本当に力になってくれますか。」と言われたその時、青島はポケベルで呼び出され、雪乃と別れてしまう。
捜査一課が湾岸署へ出張ってきた。再び、青島を捜査陣に加える室井。しかし、島津を始め一課の刑事たちは反対する。それでも青島を支持する室井に真意を尋ねる。室井は以前、青島から警察は会社じゃないと言われていた。一課の刑事たちはプライドが高く、手柄の事ばかり考えている。そんな一課に青島のような刑事を入れて変えたいと思っている室井。それなりの結果を出せば、一課へ推薦するという室井は、「犯人逮捕を優先しろ。今度は裏切るな」と話す。
クラブで張り込みをする青島だが、相変わらず一課の刑事たちからは無視される。被疑者・大木がクラブに出現し、緊迫する刑事たち。だが、青島はクラブの隅で男から暴行を受けている少女を発見する。室井に連絡するが、犯人確保が優先と言われ我慢する。しかし、鼻や口から血を流す少女は涙を流しながら、青島に助けを求めた。限界の青島は室井の命令を無視して少女を助けに向かい、暴行男性と乱闘してしまう。その騒ぎで一課は大木を見失ってしまう。
本部から現場へやってきた室井は、「なぜ、命令を聞かなかった!!」と責め立てる。島津は室井と青島の責任だと言い放つ。青島は責任を取ると言い、警察手帳と手錠を返却する。「女の子が殴られていたんだ」と訴える青島。だが、一課の刑事たちは凶悪事件を解決するためには、そんな小さな事件に関わるなと言う。「事件にでかいとか、小さいとかあるんですか。俺にはできない。これ(手帳)持っていて人を助けられないならこんなものいらない!!」と怒りを露にして立ち去ろうとする。そこへ被疑者・大木を捕まえて和久たちがやって来た。真下が本部の無線を盗聴していて、青島の危機を救いに来たのだった。何とか事件は解決。室井は「私のもとで働いてほしかった、残念だ」と語る。
湾岸署へ戻ると、和久たちが課長に怒られていた。警察を辞める青島を引きとめようとはしない和久たち。湾岸署前では山下警官に「落し物だ」と言って青島の手帳を渡す室井。片付けをしている青島に山下から手帳を返却される。始末書を書き終え、帰ろうとする和久は青島に「刑事はサラリーマンじゃないんだ。上の者のために自分の信念を曲げることはないよ」と励まされる。警察の仕事を続ける気になった青島は、クラブで捕まえた暴行犯の取調べを開始する。それを見守る和久や袴田たち。やる気を見せる青島の長い取調べは始まった。

私見
第4話では青島は捜査一課へ応援に行きます。しかし、この捜査一課の刑事たちは憎たらしいぐらい嫌な奴ばかりです。青島を邪険に扱う一課の刑事たちの中で、室井だけが青島を支持します。青島が発言した言動に何かを感じていた室井の取った行動なんでしょうか。
また、「事件に小さいも大きいもない」というコンセプトが青島の口から出たのは、この回が初です(第1話ではすみれが言っています)。
我慢に我慢を重ねたが、困っている人を見過ごせない青島の中の正義が遂行された回でした。室井に対して、初めて怒りを露にした回でもあります。そこのシーンもよかったです。今までの蓄積が爆発した感じです。一課の刑事たちには響きませんでしたが、室井の心には響いたようです。
青島のミスを救う和久たち湾岸署の刑事たちもかっこいいですねえ。
この回は私はあまり繰り返して見ないです。最後は良いのですが、前半から中盤は見るのに辛い。耐える青島が可哀想です。


【登場人物たちの名台詞】
事件にでかいとか、小さいとかあるんですか。俺にはできない。これ(警察手帳)持っていて人を助けられないなら、こんなものいらない!!!」(青島)
青島が暴行を受けている少女を助けたために、捜査一課が追っていた凶悪犯を取り逃がし、叱責を受けていた時に発したセリフ。警察官は困っている人を助けることが仕事なのに、凶悪事件の前では見てみぬふりをしろという捜査一課の考え方に憤る青島。警察官が目の前で被害にあっている人を助けることができないのなら、警察官である意味なんてない。自分は警察官を辞めてでも少女を助けることを選ぶという意味も含んでいるかと思う。
凶悪事件でも暴行事件でも事件は事件。どちらも被害者が出ているのだから、その事件に優劣はつけられない。他から見れば小さい事件に見えても、青島たち湾岸署の面々にとってはどの事件も大事な仕事。その仕事を放棄しろという捜査一課の方針には賛同できないという訴えである。

刑事はサラリーマンじゃないんだ。上の者のために自分の信念を曲げることはないよ」(和久)
警察官は人を守ること、助けることが仕事。ノルマ達成、接待営業をするサラリーマンじゃない。上の方針に従えと言われても、被害にあっている人を助けたい、事件に優劣はないという考えがあるのなら、その信念を持った警察官であり続けろという青島を励ます意味でも言ったセリフ。お前は間違っていないよという意味も含んでいると思われる。

落し物だ」(室井)
青島が怒りを爆発させて訴えたセリフに何かを感じた室井。置いていった手帳と手錠をわざわざ湾岸署まで届けにきた時に山下警官に向かって発したセリフ。青島のような刑事が警察には必要だと思ったのだろう。刑事を続けろという意味をこめた室井なりのメッセージだと思う。
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踊る大捜査線 | 12:08:22 | Trackback(0) | Comments(0)
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