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むかし見た映画(3) 「仮面ライダー龍騎 劇場版 EPISODE FINAL」
仮面ライダー 龍騎 EPISODE FINAL

制作 : 2002年、日本
監督 : 田竜太
出演 : 須賀貴匡、松田悟志、杉山綾乃、加藤夏希、涼平、角替和枝、津田寛治ほか

ストーリー
2002年冬。自らの願いを叶えるために戦ってきた13人の仮面ライダーは6人までに絞られていた。そんなある日、ライダーバトルの発案者・神崎士郎は、ライダーたちをとある教会に集める。「残された時間はあと3日」と告げた神崎士郎は、ライダーバトルを終結するように促し、ライダーたちはミラーワールドへ行き、それぞれの戦いに決着をつけようとする。そんな中、城戸真司こと「仮面ライダー龍騎」だけはライダーバトルを止めようと悪戦苦闘する。
一方、神崎士郎の妹・優衣は自分の命が20歳の誕生日までだということを知ってしまう。死への恐怖で泣き崩れる優衣の前に、士郎は「新しい命」を与えると約束する。ライダーバトルとは優衣を死なせないために仕組まれたものだった。そして、ミラーワールドでは謎のライダー・リュウガの出現により、次々と仮面ライダーが死んでいく。残った真司と秋山蓮はリュウガとの最後の戦いに挑む・・・。

感想
2002年から2003年にかけて放送された「平成仮面ライダーシリーズ」の第3弾である「仮面ライダー龍騎」の劇場版。
ミラーワールドという異次元から出現するモンスターを倒すために、カードデッキを与えられた城戸真司が仮面ライダー龍騎に変身して戦い続けるというお話。この作品のライダーはモンスターを倒すということ以外に、最後の一人となった者にはどんな願いでも叶えてもらえるというライダーバトルで戦うという目的もある。このシリーズでは13人もの仮面ライダーが登場し、それぞれがモンスターを倒しつつ、他のライダーとも戦って勝ち残っていくというストーリーが展開される。
「仮面ライダー龍騎」はライダーシリーズの中でいろいろな物議を醸し出した作品でもある。まず、歴代の仮面ライダーと違う独特のデザイン。バイクはミラーワールドへ渡るための移動手段としてしか使用しない。正義のヒーローであるはずの仮面ライダーがお互いに殺し合い、犯罪者でも仮面ライダーとして変身し、生きていけるという子供をターゲットとしている番組としてはいがかなものかという設定。また、城戸真司はたとえライダーであっても人間であるから殺せないと苦悩し、他のライダーとは違い、ライダーバトルを止めるために戦い続けるのだが、現実は残酷で終盤まで運命に翻弄され続けるという今までのシリーズにはいなかったキャラクターを主人公にしている。他にも電話による投票で結末が変わるというテレビスペシャルをゴールデンタイムに放送するというヒーロー番組としては前代未聞の企画を実施した。今回紹介する映画は、その前代未聞の企画の一つである、TVシリーズがまだ中盤でありながら、最終回を映画で先行上映してしまった作品である。
物語の設定はTVシリーズが最終回を迎えるころの2002年の冬。TVシリーズでも生き残っている主人公の仮面ライダー龍騎、もう一人の主人公である仮面ライダーナイト、悪徳弁護士であるが、不治の病に冒されている仮面ライダーゾルダ、人を殺すことに快感を覚えている犯罪者の仮面ライダー王蛇の他に、初の女性ライダーとして仮面ライダーファムがミラーワールドで戦いあう。
この映画はTVシリーズの中盤までをきちんと見ていないとわかりづらいと思う。また、仮面ライダーファムをこの映画で初登場させ、どういうライダーでどういう女性なのかを前半に描いているために尺が足りなくなっている。最終回という設定ならもう唐突に「誰なんだよ、この女は!」という感じで描いてもよかったと思う。
ライダーバトルは結構、時間を割いているのでこれはこれで楽しめる。また、映画の中盤から謎のライダー・リュウガを登場させ、その圧倒的強さと不気味さで物語を盛り上げてくれている。クライマックスではモンスターが大量発生し、世界が滅びようとしている演出はなんか好きだ。その中でもヒロインの死に直面し、悲しみの底から圧倒的なパワーを発揮し敵を粉砕するシーンもかっこいいと思う。
エンディングでものすごい数のモンスターの群れに突っ込んでいく龍騎とナイトの最強フォームをちらっとだけ見せて、映画は完結してしまう。そのあとどうなったのかは一切、描かれていない。生き残ったのか、死んだのかもわからず、見た人の判断に委ねるというラストである。
ラストを投げっぱなしにしたために、この映画も賛否両論になってしまった。残りのTVシリーズでこの映画までどう描いていくのかという期待もあった。が、TVシリーズの最終回がこの映画と同じにはならなかった。劇場公開時に「TVシリーズ最終回 先行映画化」とうたっていたのに・・・。
この仮面ライダー龍騎はTVシリーズ、TVスペシャル、劇場版と3つの最終回が用意されている。どれも救われないラストではあり、TVシリーズは最後は戦いはなかったことになるという究極の終わらせ方をしているのである。まあ、設定上こうするしか終えれなかったのも事実だから仕方ない。そういうわけで、もしかしたら希望があるのではというラストを描いているこの映画は最終回としてはいいのかもしれない。

ちなみにこの映画には前作「仮面ライダーアギト」に出演した賀集利樹や要潤などのレギュラーキャストが友情出演している。


仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL ディレクターズカット版
東映 (2003/08/08)
売り上げランキング: 31,027


ディレクターズカット版を最近視聴したので、追加部分をちょこっと紹介したい。


劇場公開時に約20分のカットシーンがあり、それを追加したディレクターズカット版がある。
まず、冒頭で13枚のカードが6枚に減るというシーンが加えられている。劇場版では割愛されていた加藤夏希演じる霧島美穂との初対面シーンがあり、清楚で可憐なお嬢様ぶりを見ることができる。ライダーバトルシーンでは、龍騎のファイナルベントであるライダーキックの別バージョンが追加。凶悪な仮面ライダー王蛇である浅倉威に殺された美穂の姉が浅倉に追いかけられるシーンも戻されている。
真司と美穂の偽りの恋人を演じるシーンが劇場版では完全に抜け落ちていたのだが、このシーンで女詐欺師でもある美穂がかつて引っ掛けた男として野村佑人が登場。劇場版では出演していなかったことになっていたので、大変もったいないシーンである。また、劇場版では遊園地の中にあるように描かれていた仮面ライダーアギト役の賀集利樹のレストランは、街中のレストランだったことが判明。劇場版よりもセリフが増え、露出度がアップしている。
などなどいくつか割愛されていた部分が戻り、特に真司と美穂の結ばれない切ない恋愛部分が増した感がある。

本来、視聴ターゲットが子供であるこの作品は、劇場公開時には長時間の視聴に耐えられないため、70分から80分に編集されるわけだが、ストーリーとしてより楽しみたい場合は、97分のディレクターズカット版のほうがよい。
大人の場合はライダーバトルがなくても、ストーリー部分に興味が持てれば結構楽しめるのだが、子供の場合はライダーが出て何ぼの世界であるので、劇場版は子供、ディレクターズカット版は大人が対象なのかもしれない。
登場人物が多すぎて、急ぎ足な感は否めないが、仮面ライダー龍騎に関してはディレクターズカット版を見ることをお勧めする。

なお、ディレクターズカット版には監督によるコメンタリーがあり、どういう意図であのシーンを作ったのかなどを知ることができる。

ちなみに仮面ライダー龍騎の世界は6つに分かれている模様。
1:仮面ライダー龍騎のテレビシリーズの世界。(最終回で仮面ライダーナイトこと秋山蓮が病室で絶命しているところまで)

2:仮面ライダー龍騎のテレビスペシャルで「戦いを続けた」場合の世界。(コアミラーを壊さず、その他のライダーと戦うところまで)

3:仮面ライダー龍騎のテレビスペシャルで「戦いを止めた」場合の世界。(コアミラーを壊し、元通りになったと思えたところまで)

4:仮面ライダー龍騎の劇場版で優衣絶命、龍騎・ナイトが大量のモンスター群に突っ込んでいく世界。(龍騎・ナイトの生死は不明。おそらくは死んだのでは・・・)

5:仮面ライダー龍騎の劇場版で一人寂しく遊んでいた優衣のもとに、兄である神崎士郎が迎えに来て、ミラーワールドそのものが存在しなかった世界。

6:仮面ライダー龍騎のテレビシリーズで優衣の願いとして、ライダーバトルそのものが存在しなかった、平和な世界。(最終回の後日談部分のところ。真司も蓮も初対面になっているあのシーンである。)

複雑な世界になっているので、上の説明は見たことがない人にはわかりづらいだろう。この機会に全てのシリーズを見てみるのもおもしろいかと思う。
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むかし見た映画 | 12:11:46 | Trackback(0) | Comments(0)
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