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vol.106 「キル・ビル Vol.2」
キル・ビル Vol.2

原題 : KILL BILL: VOL.2
制作 : 2004年、アメリカ
監督 : クエンティン・タランティーノ
出演 : ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、マイケル・マドセンほか

ストーリー
かつて、ビル率いる暗殺集団に夫とお腹の子供を殺され、自身も瀕死の重傷を負った女殺し屋「ザ・ブライド」。長い昏睡状態から目覚めた彼女は、自身の襲撃に関わった暗殺集団のメンバーを次々と倒していく。そして、彼女が次の標的に定めたのが、ボスであるビルの弟・パドだった。だが、ブライドはパドの罠にはまり、生き埋めにされてしまう。死の恐怖と戦うブライドは、その昔に中国拳法の使い手であるパイ・メイのもとで、壮絶な修行の末に会得した技でピンチを切り抜ける。残りのメンバーを倒していったブライドは、復讐の最終目標であるビルの屋敷に乗り込んだのだが、彼女が目撃したのは予想外の光景であった・・・。

感想
前回に引き続き、今回紹介する映画はクエンティン・タランティーノ監督のバイオレンス・アクション映画の第2弾。組織の裏切りにより、夫と子供を殺され、自身も死の淵を彷徨った女が、組織とそのボスであるビルへ復讐を果たすためにたった一人で立ち向かっていくという物語であるが、前作よりもアクションシーンは減り、ビルが何故ブライドを襲撃したのか、ブライドは何故ビルのもとを離れたのかといった点がメインとして描かれている。アクションシーンが減ったといっても、前作のような首が飛び、腕が飛ぶというシーンがなくなっただけで、組織のメンバーの一人であるエルとの激闘では、びっくりするようなシーンをきちんと入れている。予想していなかったから、鑑賞した時はちょっとびっくりしちゃった(笑)。
復讐のきっかけとなる教会での惨劇へ至る過程がこの作品では描かれており、前作では声でしか登場していなかったビルが姿を見せる。この作品はブライドとビルの悲しいラブ・ストーリーらしい。まあ、そういわれればそうかもしれない。
Vol.1とVol.2で映画として雰囲気がかなり違う。どっちがいいかといわれると、これはもう好みの問題だろう。Vol.1はグロすぎる場面が多いので、Vol.2の方が鑑賞する分にはまだ耐えられた。けど、この映画は一度見たら十分だろうなあ。チャンバラとカンフーが混じった映画である。まあ、Vol.1からの謎も解けたし、よかったんじゃないかと思う。
ちなみに主演のユマ・サーマンって身長が183cmぐらいあるらしい。でかいよなあ。それでビルが低く見えたんだなあ。


(シリーズ関連作品)
キル・ビル Vol.1

鑑賞記[カ行] | 22:53:50 | Trackback(0) | Comments(0)
vol.105 「キル・ビル Vol.1」
キル・ビル Vol.1

原題 : KILL BILL: VOL.1
制作 : 2003年、アメリカ
監督 : クエンティン・タランティーノ
出演 : ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、ルーシー・リュー、サニー・千葉、栗山千明ほか

ストーリー
暗殺集団の中でもトップクラスの女殺し屋だった「ザ・ブライド」は、結婚式をあげる教会で、所属していた暗殺集団の襲撃に遭い、夫と身ごもっていたお腹の子供を殺される。さらに彼女自身も頭を撃たれて瀕死の重傷を負う。そして4年後、長い昏睡状態から目覚めた彼女は、襲撃を指示した暗殺集団のボスであるビルへの激しい怒りに満ちていた。こうして、「ザ・ブライド」の襲撃に関わった者全てを血祭りにあげるための復讐が始まった・・・。

感想
クエンティン・タランティーノ監督のバイオレンス・アクション映画の第1弾。組織の裏切りにより、夫と子供を殺され、自身も死の淵を彷徨った女が、組織とそのボスであるビルへ復讐を果たすためにたった一人で立ち向かっていくという物語である。
まあ、最初からすさまじいというか、血だらけ、ボコボコのヒロインのアップから始まり、腕は飛ぶわ、首は飛ぶわ、足は飛ぶわと見ているこっちが辛くなるほどのアクションシーンがほとんど。途中で気持ち悪くなってくる。
この映画では、ルーシー・リューとの決戦がメインである。ルーシー・リューは日本のヤクザの姐さんとなっており、彼女の日本語を聞くことが出来る。まあ、セリフの多いシーンは英語になっちゃうというのが残念である。日本にいるのだから、全て日本語で話すぐらい頑張って欲しかった。「やっちまいな!」というセリフのイントネーションが独特で、ちょっと笑いそうになる。確かこの映画を見た知人がよくルーシー・リューのモノマネをしていたような気がする・・・。
この作品は日本が舞台となっており、日本人俳優が何人か登場してくる。まず、主人公の女のために刀を作る刀鍛冶・服部半蔵役にはサニー・千葉こと千葉真一が出演。英語と日本語を使いながら、主人公と絡んでいく。女殺し屋として栗山千明が危なく、怖い役として出演。國村隼なんかはルーシー・リューに首をちょん切られちゃいます。
この映画は実写でありながら、ルーシー・リューが演じたオーレン・イシイの子供時代の話が全てアニメになっているのは、ある意味斬新である。笑いを通り越して、感心してしまうほどだ(笑)。
日本刀を普段から持ち歩いているというのは、本当にありえない話である。特に主人公の女が飛行機に刀を持ち込んでいるが、よく空港で止められなかったよなあ。もう、これはこういう映画だと割り切って見ないといけない。
さてこの映画は本来4時間ほどある長編であり、カットする部分が見つからないという判断から、2作品に分けられていて、この映画は前編にあたる。だから、後編にあたるVol.2も鑑賞しないと完結しない。ということで後編は次回で述べたい。


(シリーズ関連作品)
キル・ビル Vol.2

鑑賞記[カ行] | 20:41:00 | Trackback(1) | Comments(0)
vol.101 「銀のエンゼル」
銀のエンゼル

制作 : 2004年、日本
監督 : 鈴井貴之
出演 : 小日向文世、佐藤めぐみ、浅田美代子、大泉洋、西島秀俊ほか

ストーリー
北海道のとある田舎町にたたずむ一軒のコンビニ。オーナーの北島昇一は、店長である妻に店と娘の由希をまかせ、気ままな毎日を過ごしていた。そんなある日、妻が交通事故に遭い、全治3ヶ月の怪我を負って入院。妻に代わって夜勤の仕事までこなさなければならなくなった昇一は、店員とコンビニにやってくる客、そして最近ほとんど会話のなくなった由希と向き合うことになるのだが・・・。

感想
私の好きな「水曜どうでしょう」のミスターこと鈴井貴之が小日向文世を主演に迎えて作った作品。田舎に一軒あるコンビニをメインにし、今まで妻にまかせっきりだった主人公が、慣れない仕事にあたふたとしながら、娘と向き合っていくという内容である。娘とほとんど会話がなく、店員には小馬鹿にされた、ダメな父親を小日向文世が演じている。
コンビニにやってくる客は個性的な人ばかり。バナナを温めろという男、レシートがないのに返金を求める女、銀のエンゼルを集めている子持ちの女、ダンスの練習をする高校生たち、店内でいつも電話をする女など。深夜のコンビニの日常を垣間見ることができるような雰囲気である。
小日向文世以外の出演者は妻役に浅田美代子。最初の方でコンビニのシーンがあるが、事故に遭った後は病院のシーンでしか登場しない。娘役の佐藤めぐみと同級生の辻本裕樹って「3年B組金八先生」の第6シリーズで共演してたよなあ。謎めいた夜勤店員役には西島秀俊が扮しているが、彼の意外な正体が後半でわかる。その他に日夜、町民の安全を守っているという警官役の嶋田久作が不気味なオーラを醸し出しているが、なんかおもしろい。小日向文世の友達役で村上ショージが出ているが、北海道が舞台で関西弁ではないためか、なんかセリフがぎこちない感じがする。山口もえは10年ぶりに田舎に帰ってきた子連れの水商売の女を演じている。ミスター初監督作品「マンホール」で主演した安田顕は、佐藤めぐみの担任役で登場するが、自らの肉体を見せたがる教師で少し気持ち悪い(笑)。もちろん、この作品にも大泉洋は出演しているが、やっぱり大泉っぽい役である。
音楽はそんなに頻繁には使わず、静かな映像を見せてくれる。派手なアクションや大爆笑シーンはないが、なんか暖かく落ち着いた感じで楽しむことができた。

鑑賞記[カ行] | 21:48:07 | Trackback(0) | Comments(0)
vol.100 「眼下の敵」
眼下の敵

原題 : THE ENEMY BELOW
制作 : 1957年、アメリカ
監督 : ディック・ポウエル
出演 : ロバート・ミッチャム、クルト・ユルゲンスほか

ストーリー
第二次世界大戦下の南大西洋。アメリカの駆逐艦へインズ号の艦長マレルは、着任以来自室にこもりきり。マレルが民間出身で実戦経験のない素人艦長ということもあり、乗組員からは船酔いしているのではないかと陰口をたたかれていた。そんなある日、へインズ号はドイツの潜水艦Uボートを発見。その知らせを受けたマレルは、乗組員たちの前に姿を現し、追跡を命じる。一方、味方が手に入れた暗号文書をドイツへ持ち帰るという使命を帯びていたUボートの艦長ストルバーグは、へインズ号に攻撃を仕掛ける。しかし、へインズ号はぎりぎりのところで攻撃をかわす。マレルが敵の動きを読み切っていたからだ。こうして、へインズ号対Uボート、マレル対ストルバーグの頭脳戦が開始される。

感想
<私的潜水艦映画シリーズ第6弾>
潜水艦映画としては古典的名作といわれている作品。
アメリカの駆逐艦とドイツのUボートの攻防を描いたこの映画は50年前に製作されたのだが、現在でも決して見劣りしない映画である。まあCGがない時代だし、技術的にも未熟な部分があるから明らかに合成だなとわかるシーンはあるものの、艦長同士の頭脳戦を楽しめる、いわば脚本で観客をひきつける作品かと思う。
アメリカ側の艦長は、もともと船乗りであり、ドイツのUボートの魚雷によって、新婚の妻を失うという過去があった。その後、戦争に参戦しへインズ号の艦長として就任するが、乗組員はそんな過去も知らず、民間出身の艦長に何ができるのかという不信感がある。着任以来、姿を現さなかった艦長だが、Uボートを発見し、攻撃の指揮を執ることになる。Uボートの動きを予測し、的確な指示を出す艦長の切れ者ぶりに、今まで不信感を抱いていた乗組員は、その考えを改めることになるのである。一方、Uボートの艦長は、第一次世界大戦から参加しているベテラン。二人いた息子はそれぞれ戦死しており、この戦争に無意味さを感じている。ヒトラーの幻想から醒めている艦長と友人の士官は、ヒトラーにかぶれている他の士官の行動を見て、がっかりしているシーンもある。この二人の艦長がお互いに出し抜きあいながら、攻防を繰り広げていく。この映画はどちらかが圧勝するというわけではなく、公平に描いている。
他の戦争映画だと暗くなりがちだが、ラストも明るめであり、こういう終わり方もやっぱりいいよなと思う。敵同士でありながら、お互いに認め合っている、男の友情を感じるような作品である。戦闘シーンもハラハラして面白い。潜水艦映画好きは絶対に見ておくべき作品なのもうなずける。

鑑賞記[カ行] | 21:12:22 | Trackback(0) | Comments(0)
vol.76 「カンフーハッスル」
カンフーハッスル コレクターズ・エディション

原題 : 功夫 (英題)KUNG FU HUSTLE
制作 : 2004年、中国
監督 : チャウ・シンチー
出演 : チャウ・シンチー、ユン・ワー、ユン・チウ、ブルース・リャンほか

ストーリー
街を牛耳る冷酷非道なギャング団「斧頭会」に入ることを夢見るチンピラのシンは、相棒と共に「豚小屋砦」というアパートで悪事を働こうと企む。しかし、ひょんなことから斧頭会とアパートの住民のいざこざに巻き込まれてしまう。圧倒的な数の斧頭会の前になす術のないアパートの住民たちかと思われたが、3人の住民があっという間に斧頭会を蹴散らしてしまう。驚くべきことに彼らはカンフーを極めた達人たちだった。
怒りに燃える斧頭会のボスはアパートに刺客を送り込むが、平穏に暮らしたいアパートの大家夫婦たちに倒されてしまう。大家夫婦も最強のカンフーの達人だった。斧頭会はシンを仲間に引き入れ、宇宙最強の殺し屋「火雲邪神」を呼び寄せることに。大家夫婦と火雲邪神の死闘を目の当たりにした時、シンの中に眠っていた真の力が覚醒しようとしていた・・・。

感想
少林サッカー」のチャウ・シンチーがカンフーを題材にして作った作品。少林サッカーと同じように「ありえねえ」という展開は盛りだくさん。でも、コメディ部分は少ないし、あと斧が飛び交ったり、首がちょん切れたりするので、結構エグイかも。CGやワイヤーアクションを使ったカンフー映画をチャウ・シンチーは作りたかったのだろう。
気になるストーリーはいたってまじめである。ギャングが弱い者をいたぶっているところに、本当は強いのだが普通の人を装っていた達人たちが助けに入るという展開。バトル漫画の王道的なパターンのようでわかりきっているが、燃えるシチュエーションでもある。私は、ごくごく普通の人かと思ったが、実はすごい人という展開が好きなのでなおさら燃える。
一方、悪人たちもそれで終わるわけではなく、暗殺者を送り込む。強すぎる敵に敗れ去る達人たち。もはや絶体絶命かと思ったところで、さらに最強の達人たちが登場し、圧倒的な力で蹴散らしてしまう。それが大家夫婦。過去に悲しい出来事を体験しており、それ以来戦うことを封印していたらしい。これも個人的には好きな展開だ。
そして、いよいよ史上最強の殺し屋が登場する。この殺し屋は見た目がハゲで小太りのおっさんだが、むちゃくちゃ強い。そういう敵ほど怖い気がする(ドラゴンボールでいうとフリーザみたいなもんか)。大家夫婦でも倒せない敵の出現に主人公の中に眠っていた力が覚醒するというクライマックス。少年ジャンプ的なストーリー展開である。あと主人公が悪の道に走ろうとした少年時代の回想も一見ギャクのシーンかと思えるが、暴力から弱いものを守るという結構まじめなシーンじゃないかなあ。
主人公が覚醒するシーンが唐突過ぎて、もうちょっと丹念に描いてくれたらなあというのが残念な点だが、全体的にはおもしろかったし、上映時間もそんなに長くなく、あっという間に過ぎていく映画である。エンディングもいい形になっており、まさに王道パターンである。

鑑賞記[カ行] | 20:35:09 | Trackback(0) | Comments(0)
vol.72 「キューティ・ブロンド2 ハッピーMAX」
キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX〈特別編〉

原題 : LEGALLY BLONDE 2 : RED, WHITE & BLONDE
制作 : 2003年、アメリカ
監督 : チャールズ・ハーマン・ワームフェルド
出演 : リース・ウィザースプーン、サリー・フィールドほか

ストーリー
ロー・スクールを卒業し、弁護士となったエル。仕事もプライベートも順調で、恋人との結婚を間近に控えていた。そんなある日、エルは愛犬の家族も自分の結婚式に招待したいと思い、愛犬の素性を調べてみると母親犬が化粧品会社の実験動物になっていたことを知る。怒ったエルは動物実験を中止させようと試みるが、その会社が所属する法律事務所の顧客だったためにエルが解雇されるという事態となってしまう。それでもエルは母親犬を助けたいため、保護法案を成立させようとワシントンへ向かうのだが・・・。

感想
シリーズ第2弾。前作はブロンドという理由で馬鹿にされていたエルが必死で勉強して弁護士になるまでを描いた作品だったが、今作は弁護士になった後の話。愛犬の母親を救うために、実験動物を保護する法案をワシントンで成立させるために奮闘するストーリーとなっている。しかし、あんまりおもしろくない。ストーリーにのめりこめないと言った方がいいのかな。あとエルが浮いている感じがする。前作ではそれを上手く利用したサクセスストーリーでよかったんだけどなあ。
第1弾を見てエルのその後を見たい人はどうぞ。


(シリーズ関連作品)
キューティ・ブロンド

鑑賞記[カ行] | 18:32:04 | Trackback(0) | Comments(1)
vol.67 「キングダム・オブ・ヘブン」
キングダム・オブ・ヘブン 特別編(初回限定生産)

原題 : KINGDOM OF HEAVEN
制作 : 2005年、アメリカ
監督 : リドリー・スコット
出演 : オーランド・ブルーム、エヴァ・グリーン、リーアム・ニーソン、ジェレミー・アイアンズ、エドワード・ノートンほか

ストーリー
12世紀のフランス。鍛冶屋のバリアンは妻子を亡くし、失意の日々を送っていた。そんな彼の前にある日、十字軍の騎士ゴッドフリーが現れる。ゴッドフリーはバリアンの父親は自分だと告白し、十字軍として共にエルサレムへ向かわないかとバリアンを誘う。一度はゴッドフリーの申し出を断ったバリアンだったが、自分の殺人と妻の罪を償うためにエルサレムへ向かう決心をする。旅の途中で父は亡くなり、バリアンは病に冒されていたエルサレムの王ボードワン4世に仕えることとなった。
聖地エルサレムは、聡明なボードワン4世とイスラムの指導者サラディンによって平和の均衡がなんとか保たれていが、王女シビラの夫ギーによるサラディンへの挑発により、その均衡が崩れようとしていた・・・。

感想
キリスト教徒、イスラム教徒の聖地であるエルサレムを舞台にした、できるだけ史実に近いように作った歴史大作。十字軍がエルサレムを奪って百年余りが経った、第2回十字軍と第3回十字軍の間に起こった物語である。
「十字軍」って世界史でちょこっと勉強したことがあるが、ほとんど覚えていない。私はどちらかというと日本史の方が得意だったもので。日本では十字軍や、ヨーロッパの古代戦争などが大ヒットするということはあまりない。これはなじみが薄いからだと思われる。この映画も十字軍や、キリストとイスラムのエルサレムの攻防の知識を事前に知っておかないと、おもしろさが半減してしまうかもしれない。特別編のDVDを購入すると、十字軍に関する時代背景などを理解することができる特典映像があるので、それを見てから本編を見るとわかりやすいと思う。
この映画の主演はオーランド・ブルームで、今注目の若手俳優の一人だ。当初は彼のための映画かと思われるような宣伝だったので、どんな内容かはわからず、「トロイ」みたいな戦記物かと思ってさほど注目しなかった。だが、ふとしたことからこの映画の内容を知り、とにかく見てみろと言われたため鑑賞したのだが、意外によかったというのが感想だった。オーランド・ブルームは「パイレーツ・オブ・カリビアン」で正義感はあるが周りが見えていない鍛冶師を、「トロイ」では王妃を奪って、戦争の直接原因を作った王子を演じていたので、少々不安はあったが、この作品ではそんなに悪くはなかった。
作品は2時間半近くあり、長いといわれれば長いかもしれないが、結構見やすいのではと思う。シーンごとに不自然さを感じたと言われれば感じたのだが、どうやらカットしたシーンが多数あるらしい。多分、撮影したシーンを全部使うと3時間ほどの大作になってしまうので、主人公に直接、関係のないシーンは切ったのだろう。ストーリーを完全に把握したいと思うと完全版で見たいが、鑑賞し続けるには現在の尺が妥当だと思う。
戦闘シーンやセットなどはハリウッド映画としてなかなか金と手間がかかっていると思う。メイキング映像とあわせてみると興味深い。
ちなみにDVD特別編にはおまけとしてオーランド・ブルームの来日記念フォトブックがあるが、男の私にはいらない特典である(笑)。
「異教徒を殺すことは罪ではない」と当然のように言っているのはさすがにどうかと思うが、当時としては至極当然な考えだったのだろう。エルサレムの問題は現在でも解決しておらず、この映画でももちろん解決されていない。映画の描き方としてそれはそれでありだと思う。

鑑賞記[カ行] | 11:18:26 | Trackback(0) | Comments(0)
vol.63 「キューティ・ブロンド」
キューティ・ブロンド〈特別編〉

原題 : LEGALLY BLONDE
制作 : 2001年、アメリカ
監督 : ロバート・ルケティック
出演 : リース・ウィザースプーン、ルーク・ウィルソンほか

ストーリー
明るいブロンド美人のエルは、政治家志望の恋人から「議員の妻にブロンドはふさわしくない」という理由で別れ話を切り出されてしまう。納得のいかないエルは恋人の心を取り戻そうと、猛勉強の末、恋人の通うロー・スクールに入学する。恋人を取り戻したいという動機で入学したため、周囲からは冷たい目線や仕打ちを受ける。さらに恋人から退学を勧められる事態までに。だがこの出来事がエルのやる気に火をつけることとなり、猛勉強し優秀な成績を上げる。そして、ある教授の助手に選ばれたエルは殺人事件の弁護に関わることになり・・・。

感想
なかなか面白かった映画。他人からはアホっぽくみえる主人公エル。ブロンドという理由で恋人から別れ話を切り出されたエルは、恋人の心を取り戻すために一念発起し、ロー・スクールに通うことになる。このロー・スクールは一流な人間の集まりであり、パッと見るとエルは場違い。同級生からも意地悪をされるエルだが、持ち前のポジティブ思考で乗り切っていく。だが、恋人のある一言をきっかけに猛勉強し、学内でも優秀な成績を取るまでになる。つまり、エルはアホっぽく見えながら実は頭も良いという女性だったのだ。やがて、恋人を取り戻すことから弁護士を目指すという目標に切り替えて、自身のポリシー(?)であるピンクのファッションを着ながら奮闘していくのである。
ラブ・コメディーと思わせながら、本当は弁護士を目指していくサクセス・ストーリーとなっていて、意地悪を受けていた同級生たちにも猛勉強で結果を出し、やり返すという爽快感も持ち合わせた作品である。


(シリーズ関連作品)
キューティ・ブロンド2 ハッピーMAX

鑑賞記[カ行] | 14:16:50 | Trackback(0) | Comments(1)
vol.57 「キャスト・アウェイ」
キャスト・アウェイ

原題 : CAST AWAY
制作 : 2000年、アメリカ
監督 : ロバート・ゼメキス
出演 : トム・ハンクス、ヘレン・ハントほか

ストーリー
チャックは宅配便のシステムエンジニア。時間に縛られた生活を送っていたチャックは愛する恋人と過ごすために、仕事のやりくりをしていたが、乗った飛行機が墜落し、無人島に流れ着いてしまう。周りは海のみの孤島。チャックは流れ着いた宅配便の残骸を使いながら、無人島で生活する術を身につけていく。その生活が4年間も続くことを知らずに・・・。

感想
映画のほとんどがトム・ハンクスの一人芝居。圧巻なのはトム・ハンクスの体。無人島に流れ着いた時はぶよぶよの体だったが、4年後には細くなっている。これは撮影を一時中断し、1年ほどかけて無人島で暮らし続けた男の体になるように減量したという。
映画ではさらっと描いているが、4年間無人島で暮らし続けるというのは想像を絶するものに違いない。自分がその体験をしたとしたら、どれだけ耐えられるだろうか。いや、4年という歳月を耐えることはできないかもしれないだろうなあ。
そして、無事に救出されたチャックに待ち受けていたのは、更に辛い出来事なのだが・・・。切ない男の物語である。

鑑賞記[カ行] | 16:52:10 | Trackback(0) | Comments(0)
vol.53 「クリムゾン・タイド」
クリムゾン・タイド 特別版

原題 : CRIMSON TIDE
制作 : 1995年、アメリカ
監督 : トニー・スコット
出演 : デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマン、ジョージ・ズンザ、ヴィーゴ・モーテンセンほか

ストーリー
ロシアでクーデターが勃発。反乱軍が核施設を占拠し、アメリカと日本が核攻撃の危機にさらされる事態が起こる。アメリカ海軍は原子力潜水艦「アラバマ」の出撃命令を下す。艦長ラムジーはたたき上げのベテランで、副長ハンターはハーバード大卒のエリート。目的海域に達したアラバマは、敵の潜水艦と遭遇し、臨戦態勢になる。その頃、国防総省からの命令が入るが、通信が途中で切れ、ミサイルの発射か中止かがはっきりしない。しかし、ミサイル発射を実施すべきである艦長と、確認するまで中止すべきであると主張する副長は対立し、艦内は緊迫に包まれる。

感想
<私的潜水艦映画シリーズ第4弾>
今までは「Uボート」を扱った潜水艦映画を主に見てきたが、今回見たのは現代の原子力潜水艦が舞台となる映画。
出撃命令が下った潜水艦アラバマが航行中に、核ミサイル発射命令を巡って艦長と副長が対立してしまう事件が起きる。敵艦からの攻撃を受け、通信が不能。途中まで書かれた命令は無効であるとし、最初に下されたミサイル発射命令を実施すべきであるという艦長。しかし、途中まで書かれた命令は発射中止命令かもしれないので、確認するべきであると主張する副長。どちらも正しく、そしてどちらも間違っているというジレンマに陥る。指揮を巡って艦内で反乱が起きるシーンはやはり緊迫する。敵からの攻撃、見えない恐怖というテーマの潜水艦映画であるが、仲間同士で対立してしまうという違ったおもしろさがあった。
サスペンスとアクションが混じった映画であるが、艦長のジーン・ハックマンと副長のデンゼル・ワシントンの堅物さはよい感じだ。ただ、私は「Uボート」みたいな潜水艦映画の方が好みかもしれない。

鑑賞記[カ行] | 18:11:12 | Trackback(1) | Comments(0)
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